1章第15話
おっさんら子供だと思ってなめてるな。
「ダボスさんが大怪我をしたから聖会に連れてってあげるからここのドアを開けてくれ。」
はい誘拐犯がよく使うパターン!まぁドアの鍵は中からも開けれるけど手が届かないし無理です。
「おとうさんが知らない人が来たら開けちゃダメといったから開けれません。」
子供らしく返事を返す念のため玄関ドアのそばに潜んで様子を伺った。
外でひそひそと話し声がしたかとおもったら
ガーン、ガーン、ガーン……。いきなりドアを蹴破ろうとしてきてる。
うあヤバいこの辺は昼間は農作業に従事している人が多いからあんまし人がいない。
イッツピンチ!
頭をフル回転させとりあえずドアが開いたときに隠れれる場所にしゃがむ、そうこうしているうちにドアが破られた。
「ガキは奥か。」
二人組の人相が悪そうなおっさんらは中にズカズカと入って行った。
今だ!とこそこそと外に脱走まさか初外出がこんなかたちになるとはね。
イヤーお節介なおばさんの言うことは聞くべきだね。
2才児の足で必死に走って逃げたが直ぐに後方から
「こらガキまてー。」
待てと言われて待つバカはいない。しかし直ぐに追い付かれ首根っこを掴まれ
「やっと捕まえたぜ世話を掛けさせやがって。おいずらかすぞ。」
麻の袋に入れられそうになったときに
「貴様らうちの娘をどこに連れて行くつもりだ(怒)」
普段貴様なんて言わなそうな父親がすでに抜刀して誘拐犯の前に表れた。
「2対1だからこっちが有利だやっちまおう。」
ナイフを取りだし父親に襲い掛かっていった。
犯人たちは自分達の実力を見誤りあっという間に父親に吹っ飛ばされて気絶してる。直ぐに納刀し
「タージャ、大丈夫か?怪我はないか?」
父親が心配そうに上から下まで傷がないか若干泣きそうな顔でみたかと思ったら気が付いた犯人に振り返り
「誰の差し金か知らないがもし娘が少しでも傷つけられていたら貴様らも俺も命はなかったぞ。雇い主に伝えろ、リッチ殺しのリシュレの娘を誘拐する気ならどうなっても知らんぞ。」
なにその母親の恐ろしいあだ名なんかこえーよ。そんなことを考えていると
「リッ、リッチ殺しのリシュレだとー、ヤバいこっ殺されるー。にっにげろー。」
あっという間に視界から犯人はいなくなってしまったの。父親はこの一件をやみに葬り私は父親と一緒に見回りに着いていくことになった。




