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1章第14話

母親のリシュレが3週間掛けてやっと首都ダイトカーイーにたどり着いて身分証を入管管理詰所にて提示して首都に入るのを待っていた。


「名前はリシュレ・エルバルオか?ん、リシュレ?リシュレ?……あっっ、リッチ殺しのリシュレーッ!」


辺り一体に聞こえそうな位デカイ声で叫ばれた。死霊王と呼ばれるリッチを消せるのは7聖女でも上位3人の者だけが消せる力があり、近年それ以外の者が消したと首都に消した者の名リシュレが広まっていた。


「いやまさかそんなはずは、リッチ殺しのリシュレの特徴は銀髪で容姿は上の下年齢は21そして元聖女候補……身分証はと……だっ誰か第7隊長を呼んできてくれ。」


身分証に履歴書のように職歴も記載されていて自分には負えない相手だと判断した下っぱ衛兵はかなり上位の隊長に丸投げした。暫くすると隊長到着


「やっぱり貴様かー、なにしに来た聖女暗殺か?それとも国家転覆を企ててるのか?」


いきなり物騒な言い回しで隊長の先制口撃


「ハァ?馬鹿じゃないの?相変わらず失礼な物言いよね。まだダボスのことを怒ってるの?」


リシュレの反撃、どうやらこの二人は犬猿の仲らしい


「当たり前だ、あんな将来有望な若者を貴様の毒牙にかかるのを見過ごしてしまったのだからな。」


隊長は悔しそうに言いはなった。リシュレは


「おあいにく様、子供も産まれて幸せに暮らしていますから人を悪女みたいに言わないでくれる。」


昔の私とは違うということを告げた。


「子っ、子供だと~。嘘だろあんなに子供嫌いで孤児院の奉仕活動ではいつも子供を泣かしていたやつがー!」


驚く隊長、勝ち誇ったリシュレ、それを見守る野次馬、三者三様の反応である。


「昔の私とは違うよ、やっぱり親にならないと他人の子もかわいいと思わないわね。それよりもいい加減通してくれない?私は暗殺もしないし、国家転覆も企んでないし、ただ単に大図書館に調べものしに来ただけだから、さっさと調べてさっさと家に帰りたいのよ。」


隊長に自分の目的を告げて早く通せとうんざり感を含ませた。隊長は


「貴様が図書館だけとは信じ難いが、分かった貴様がいる間俺が監視する。」


リシュレは気持ち悪い思いを数日するのであった。


いつもより遅くなっていまいまし。


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