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1章第12話

自分の母親と嫁が密かにあってる時にダボスは村の周囲を見回っていた。


一家が暮らすこの村の名前はアカンヤン一言で言うとチョー田舎、なにかが見える?宿屋兼食堂、薬草から錆びた銅剣まで扱う何でも屋、山で採れる怪しいキノコを取り扱う食材店、いつも酒浸り僧侶のいる聖会、まさにあかんやん村。


まぁそんな田舎だから当然魔物も沢山いるよね。だからだろうか母親が居ないときに限って重傷人がやってくる。


何時もの如く留守を預かっていると、バンッと玄関がドア開けられると血だらけになった近所の猟師で通称ブクさんを父親が抱えてやってきた。


「ブクさんしっかりするんだ。今治してもらうからな。」


ブクさんを傷に触らぬようにその辺に横たえると


「光力が使えるリシュレが居ない今タージャ、お前だけが頼りだ。この村の僧侶じゃあ当てにならない。幼いタージャには酷かもしれないが一刻を争う、頼む光力で治してくれ。このままじゃあブクさんが死んでしまう。」


父親を出迎えた私に必死に頼み込む。


「私で良ければ。」


言葉少なく返事をして瀕死のブクさんの側によると今までにないほど集中力を高め一言


「ナオール。」


…………効果は見られない、もう一度ナオールと唱えようと意識を集中したときブクさんの体の上から光りが降り注ぎ一番大きい傷が塞がった。


「ほっ、本当に傷がふっ、塞がったー。」


実は娘の光力を半信半疑だったらしく余計に父親が歓喜の声を上げ、私自身は発動遅すぎと思った瞬間何時もの如く暗転した。


こんな稚拙な作品を読んでもらえて多謝。

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