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シーズン2 2

始めに手にした英雄たちも半分くらいが、一度目のクラスチェンジを終え、唯一のクラスS英雄のアマテラスのカードは虹色で縁取られていてカードの見た目も神々しい。

 英雄カードは、縁取りの色で、ランクが判るようになっていて、一番下のクラスEは白い縁取りでクラスDは赤、クラスCは金色っぽく見えるエフェクトの入った黄色、クラスBは紫、クラスAは明るい緑とクジを引いた時に登場する珠の色と同じなので、珠の段階からランクが判るのでありがたい。


 シーズン2が始まって、二週間。資材も貯まり、兵士もそれなりに集まり、どうにか一戦は戦える状態になった。

盟主戦の対戦相手は木曜日に発表される。最初の対戦相手は、古代イスラエルの王で悪魔を使役し、動植物と会話できたとされるソロモン王領だ。

 そして、いよいよ、シーズン2最初の盟主戦が始まる。

相手であるソロモン王の領に所属しているプレイヤーがどれほどいるのかは戦いが始まってみないと解らないので、とりあえず今回は、相手領に拠点を作っての対人戦は止めにして、NPCとの次元の歪みでポイントを稼ごうと考えている。

 この次元の歪みは、破壊と攻撃のポイントが30,000を超えて初心者を辞めるまでは何度でもトライすることができる。戦力が不十分とか対人戦をやりたくなない人のためのマップでのようで、まとめサイトを調べてみたところ、画面全体が緑色をしていて、ほぼ等間隔に歪な者どもの拠点である城が点在する草原。その草原の中に二列ほどずつの水場(多分、河川)が縦横にマップ全体に走っている河川。山脈だらけの山岳のほか、砂漠や火山、海の六種類。そして、天気といって、ほとんどの場合は快晴なのだが、使用できる兵科に制限がかかったり、各英雄の体力や指揮兵数が減るギミックがあり、雷雨や強風、降雪は騎兵系の兵科と火砲系の兵科が使えず、攻城兵器の一つであるロボット兵も使えない。砂嵐は砂漠マップ特有のもののようで、英雄の体力や指揮兵が一歩進むごとに10~20減っていくというギミックである。そして、汎用スキルや一部の固有スキルに付属している移動速度上昇が無効になり、足が遅くなってしまう。草原マップであれば楽なのだが、先に上げた三つのマップになると途端に難しくなる。特に、海マップとは出会いたくないと思う。

 なぜなら、海マップはゲームのヘルプの説明で操船技術を持つ英雄が一人以上いないと移動すらできないというルールがあり、その上、騎兵や攻城兵器の兵科が使えず、剣を操る剣兵や槍兵、弓兵の兵科でしか軍が組めず、破壊力という点においてイマイチなので、だから、破壊力を上げるスキルをもつ英雄を編成したりして、戦い抜くしかないのである。

 そうして始まったシーズン2最初の盟主戦は、相手方ソロモン王領の勝利で終わった。

 (うーん、黒星スタートかぁ。プレイヤーの人数は拮抗してたはずなんだけど、NPC戦より、よりポイントが獲れる対人戦を積極的にやった人が多かったってことかな?)

と考えていた。私は、次元の歪みで、三万ポイントギリギリの29,880ポイントを獲り、全体順位としては、1522位となかなかの位置になっている。そして、リチャード一世領内での順位は98位と100位を超えた場所にいた。

 (29,880ポイントで、100位より上なんだ・・・。30,000ポイント以上獲ったら、もっと上に行けるかな?)

と思わぬ順位に驚いていた。十二人の盟主の順位は、まだ、一戦しか終わってないので、勝利した側がポイントの順に並んでいる。いまの時点では、ネロが一位で、以下、織田信長、エリザベス一世、孫堅、源頼朝、稗田阿礼と続いている。我らがリチャード一世領は七位だ。どうやら、負けた側では一番ポイントを獲得していたようだった。

 (プレイーヤーの数が、反映してるってわけではなさそうよね・・・)

そんなことを思いながら、英雄ごとのプレイヤー数を見てみると、ネロが百人と少し。今回の対戦相手である、源頼朝領は230人、私たちは210人と少しだけ少なかった。

プレイヤーの総数は、1988人。単純計算では一盟主160人程度ということになるのだが、織田信長とリチャード一世はそれを超えている。ということは、ほとんどプレイヤーがいない盟主もいる可能性もある。

 (発想はとても面白いのに、人がいなくて短期間でサービス終了とか悲しすぎるよ・・・)

と勝手な想像をして寂しくなってしまった。

でも、それはそれで、最後まで楽しむのみと気持ちを切り替える。そして、今回の戦いの褒章の確認をする。チケットクジ三枚に5000バーシルと負けた割には悪くない報酬だと思った。




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