23話
実はトイレで作業をしています。あ、嘘です。嘘ですからね…とりあえず続きどうぞ。
突然の出来事にその場にいた全員唖然としていた。
(どういうことだ…誰だ?香苗が放った12個の弾をすべて撃ち落としただと…)
裕翔はさっきの出来事を脳内映像を繰り返してチェックするが確かに香苗がサブマシンガンから放った12個の弾が全て撃ち落とされていた。
こんなことしてる裕翔も超人だが一瞬であの小さな弾を一瞬で見極め狙い撃ちするなど、しかも1つならまぐれかもしれないが12個など人間の出来る事ではない。そう、人間には…
裕翔はあの少女を探そうとするが見失う。
その時、準備ができた幸が香苗を撃とうと銃口を向ける。次の瞬間、裕翔が香苗を抱きかかえる。
「きゃあ!」
香苗が声をこぼす。裕翔はそれを気にせず幸の弾を交わしながら壁に逃げる。
さいわい幸は優しいのか足元を狙ってくれたおかげで香苗を抱えながらも避けられた。
「な、なんで助けたの?」
香苗は顔を赤くして聞く。
「早苗と勝つと約束したしたから。」
香苗は何故だか寂しくなった。自分ではなく早苗の事しか見られてない気がしたからだ。別に好きなわけではないのに…
「それと…」
「…ん?」
「どうせ勝つなら3人全員で勝ちたいと思ったからだ。」
その時、香苗は何故か安心した。
(私の事も考えてくれてるんだ。)
香苗がボーッとしているとふと我に戻る。
(な、なんで私アイツ(裕翔)に気にされて嬉しくなってんの?別に好きになる事なんてないのに。)
香苗は自分の頭をコンコン叩く。すると裕翔が手を止める。
「 やめろ。女の子なんだから。」
"カーー!"
香苗は地面に頭をぶつけ始める。
その頃、少し離れた所で2人が険しい表情で向き合っていた。
「さすが琴美、読まれてたのね。」
早苗は引きつった笑顔で言う。
「さなっちも流石よ。私から背後をとるなんて。」
琴美は右手に持ったハンドガンを回している。
少しの沈黙が続く…
"バン!"
琴美が早苗に向けて撃った。早苗はソフトテニスで鍛えた身体でギリギリで避け壁に隠れる。
「さすが女子ソフトテニス部部長。反応が早いわね。」
「あなたもさすが弓道部部長ね。ブレがない。」
2人に緊張が走る。
(なんとしても時間を稼がないと。)
早苗は裕翔が話した作戦を思い出す。
「絶対勝つ!」
早苗はそう言うと隣の壁、またその隣の壁と走り出す。琴美はそれを正確に狙い撃つ。だが早苗には当たらない。
「…っく!強い…」
そんな一方、裕翔たちはピンチだった。
幸と浩介が銃を構えながら少しずつ裕翔と香苗のいる壁に近づいてくる。
「ど、どうするの?」
香苗は慌てながら裕翔の方を向く。
「ふん…」
裕翔は笑った。
「面白いじゃないか。」
「え?」
香苗は裕翔の思いがけない言葉に驚く。
「ゲームスタートだ。」
裕翔のゲーム攻略が始まった。
たまに自分のアカウントを忘れて新しいアカウントを作成なんてありますよね?あれ?私だけ?




