表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界の果てまでもあなたを追いかける  作者: お歌詞屋さん
11/33

11話


「じゃいきなりだけど時間がないから試合していくよ。」


「え…」


幸に言われ裕翔は戸惑いながらもコートに入る。幸は逆のコートに。


「ルールはわかる?」


「多少なら。」


「OK。じゃあ試合を始めよう。」


この会話に裕翔は違和感を持ち幸に聞く。


「なぁ、なんで早苗と話す時に語尾にスってつけるんだ。」


そう聞くと幸は苦笑いで言う。


「なんていうか高橋さんの前だとああなっちゃうんだよね…というか下の名前で呼ぶってどれくらい仲がいいの?」


裕翔は少し考えこむ。


(そうか、住田は俺が早苗の兄さんとは知らないのか、あの時と雰囲気というか髪型が違うからな。)


あの時とは早苗とショッピングモールに行った時のことだ。当の早苗は今、この場にはいない。


「まあまあ。」


適当な返事に幸が何か言おうとすると試合スタートの音が鳴る。


「この勝負、勝たせてもらうよ。」


そう幸が言ったすぐあと幸の後ろからサーブが打たれる。


そのボールを裕翔のチームの1人が取り、もう1人がトスを上げ、またもう1人がアタックする。


上手く連携した速いボールが決まったと思った次の瞬間、幸がそれをブロックしたのだ。ブロックされたボールは地面に着き先制点を幸のチームがとる。


その頃裕翔はただただじっと見ていた。


この後は早く、幸のチームがどんどん点を決めていく。


それ受けて裕翔のチームは働かない裕翔を睨む。


「解析完了。」


裕翔が変なことを言うと急に動き出す。


(なんだアイツ…?)


そんなことを思いながら幸は構える。


"ボンッ"


裕翔のチームの1人のサーブを打つ音が聞こえた。


それを幸のチームは綺麗にキャッチ、トスをし幸が飛び上がり今までの中で一番いいアタックを打つ。


(よし!決まった!)


そう思ったつかの間、幸が打ったボールはすでに幸達のコートに落ちていた。


「う、うそだろ…」


幸は今見た現実を受け入れられなかった。


自分が打った今までで一番いいボールを裕翔が人の速さとは思えないスピードでポジションに着き豪速球を打ったのだから。


そのあとは試合は裕翔チームの圧勝勝ちで終わった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ