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第50話 招待状を持たない参加者 その2


トリスタン皇国 シャンデン家領内のお茶会の待合室

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

レオン :「どうだ 似合うだろう?」 公爵家に用意された服を着ている

梨絵  :「うわーー 似合うか? じゃなくて似合うだろう 断定的だ!

      凄い自信」

レオン :「フッ 当然だろ」

梨絵  :「。。。。。。(ここまで フッ が似合う騎士はいないであろう)」

レオン :「では聖女様」 手を伸ばしてくる

梨絵  :「はい」



トリスタン皇国 シャンデン家領内のお茶会

――――――――――――――――――――――――――――――――

梨絵  :「こっ これは!!!」


お茶会というよりも社交会

オーケストラもいて 社交ダンスをしている人達や お酒もでている

そして 女性陣と男性陣でわかれて議論や噂話など色々話したりしている

小さい子供は外で走り回ったりしている

大人と子供の中間が お菓子のあるテーブルに座っていたりしている


規模が凄い

お菓子を食べ お茶を飲んで くっちゃべって終わり。。。とは全然違う

凄いぞ公爵家


レオン :「エリザ嬢に挨拶(あいさつ)をしたいのだが」

給仕  :「あちらにいらっしゃいます」


そして一段と華やかなドレスを着ている令嬢の前に行く


レオン :「エリザ嬢! 素敵なお茶会ですね?

      聖女様が一言 御挨拶をしたいそうで」

エリザ :「へー 貴方(あなた)が」 そういって私を下か上にマジマジと見てくる

エリザ :「随分(ずいぶん)と御立派(ごりっぱ)なドレスだこと」   私でもこれは嫌味だとわかる

梨絵  :「ドレスをお褒(ほ)め頂(いただ)きありがとうございます」 にこやかに対応する


レオンハルト様が買ってくれたドレス ディスってんじゃねーぞ!!

ただ顔には出さないけどね


エリザ :「しかもワタクシのお茶会の招待状を持参しないなんて」

レオン :「エリザ嬢 申し訳ない!

      パレスガード 聖女様の護衛 そして魔物討伐(とうばつ)

      忙しすぎた! 言い訳は騎士としての恥だが」

エリザ :「いえ この国の為に魔物を討伐してくれたんです

      レオンハルト様 頭を下(さ)げないで下(くだ)さい

      ただ こちらの聖女様は別です

      私の親友のサラに悪意を持っているとか?」

梨絵  :「ドルフィン家の令嬢。。。悪意はないですが。。。

      これ 言ってもいいのかな?」

エリザ :「何でしょう?」

梨絵  :「私 あの子から犬って呼ばれたり

      イノシシって呼ばれたりしたんだけど。。。」

エリザ :「。。。は?」  凄い想定外の顔をしている

レオン :「イノシシは教会の時だろ?

      犬って言われたのか? いつ?」

梨絵  :「えーと ダンテスさんの前で」

レオン :「。。。。。。犬はダメだろ」

エリザ :「はーーーーー 心中お察し申し上げますわ

      もう サラったら」 あちゃーーーという顔をしている

レオン :「悪意はないんだろうけど はーー 色々 理解した」

エリザ :「直接的すぎますわよね  はーー 色々 理解しましたわ」

レオン :「サラ嬢は今日は?」

エリザ :「あちらの方に」

レオン :「聖女様と会わせても」

エリザ :「問題ありませんわ

      断ろうと思っていましたが。。。そのような事があったとは

      ワタクシも知りませんでしたし」


そして中庭のテーブルへ


‟サクサクサクサク” クッキーに手を伸ばす小さな手

‟ごくごく はーー” そして紅茶で押し流している


執事長 :「サラ様

      エリザ様 梨絵様 レオンハルト様がお見えになりました」

伯爵令嬢:「ん!」 小さな伯爵令嬢がこちらを向く

伯爵令嬢:「レオンハルト よくぞ護衛をやり遂げました」  

レオン :「レディー ドルフィン」

伯爵令嬢:「エリザ様 クッキー美味しかったです

      あと 伯爵令嬢として聖女様を少し お借りします」

エリザ :「はーーー 仕方がないわね」

伯爵令嬢:「エリザ様 レオンハルト様の相手をお願い

      ここから先は女同士の会話なので

      アルフレッド 馬車は?」

執事長 :「用意できております」

伯爵令嬢:「だそうです

      梨絵様 行きましょうか?」


私より年下の小さな令嬢

1対1で話すのは何となく怖い

でも同時に1対1でなければいけないのだと思う私も居る

ただ 何処(どこ)かの個室ではなく馬車?


梨絵  :「馬車で移動なんだ」

伯爵令嬢:「ここは眼と耳が多すぎます

      話すには落ち着いた場所でなくては

      そんな遠くに行きませんから」


裏口から馬車へ


伯爵令嬢:「アルフレッド

      話せる部屋がある場所へ」

執事長 :「そうですね

      宿屋なんてどうでしょうか?」

伯爵令嬢:「お茶会で部屋は空いていないのではなくて?」

執事長 :「夜でしたらそうですが

      今の時間 短時間でしたら問題ないかと?」

伯爵令嬢:「分かりました」


そうして私達は宿屋へ向かった








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