第45話 魔物討伐
トリスタン皇国 シャンデン家領内を通過中
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村人 :「聖女様ー いてくれて良かった
大変なんです 崖崩れです」
村人 :「お助け下さい」
村人 :「御慈悲を下さい」
少年と別れて移動中直ぐに怪我人が居る事が村人から教えられる
馬車にトリスタンの聖女の紋章が描かれているので私と分かったらしい
人命救助は大事だし
そう言われてお茶会に参加できず
でもお茶会は数日間に渡り行われるので 崖崩れの回復の後で参加できるかなー
そう甘く見ていたんだが
世の中うまく行かない物である
崖崩れでの重体の人達に回復魔法をかけた後
別の場所でも事故が起きたらしい
ああ 私のお茶会ーー!!
でも仕方がない
この後だ! 今度こそ
連絡係 :「聖女様!!!
至急 城の方へ戻るようにと皇帝からの通達です」
村人を回復魔法で治療したら至急 城に戻るように早馬がくる
ああ 私のお茶会ーー!!!!
でも皇帝からの通達を無視するわけにはいかず
とんぼ返りでお城へ
トリスタン皇国 城の拝謁の間
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皇帝 :「急で済まない
ただ北の方で我らが騎士団が現在 魔物討伐に手こずっている
お礼はしっかりさせてもらう
だから行ってきてくれないだろうか?」
話を聞く限りダンテスさんとリューズ様達が頑張っているらしい
あの二人を助けに行けられるなら行くしかない
トリスタン皇国 北へ移動中
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梨絵 :「ああ 私のお茶会―」
レオン :「聖女様 すまねーな
でもダンテスとリューズを助けて欲しい
よほど変なのが出ない限り大丈夫だと思ってたんだが」
梨絵 :「いや ダンテスさんにはお世話になってるし
リューズ様にも死んで欲しくない
だから行くのはいいのだけど」
レオン :「あと ヨハン皇子が指揮をとっているらしい」
梨絵 :「なんで?」
レオン :「まー 皇子が魔物を撃退したっていう箔が欲しいんじゃねーの?」
梨絵 :「そうなの?」
レオン :「でも騎士ほどでは無いにしろ
ヨハン様もそこそこやるから大丈夫だろう」
大丈夫ではなかった
トリスタン皇国 北の山の近く
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ヨハン :「魔狼がくるぞーーーー
陣形をそのままにーーー」
近ずいてくる狼の魔物を騎士達が盾で押し返してから剣と槍で攻撃
軍隊で魔狼を討伐
被害は出ていない
ヨハン :「魔鳥がくるぞーーー
弓隊 前へ」
飛んで来る大きな鳥の魔物が近づいてきたタイミングで弓が放たれる
軍隊で魔鳥を討伐
被害は出ていない
ヨハン :「魔蛇がくるぞーー
陣形を変えろーーー」
ダンテス:「皇子 前に出過ぎです」
凄い速さでうねりながら近ずいてくる蛇
盾で防いで剣で攻撃して倒していくが盾と盾の隙間から入り込んでくる蛇も居る
軍隊で魔蛇を討伐
数人の被害者がでる
すかさず回復魔法を梨絵が唱える
問題は蛇が来たら必ずと言っていいほどカエルが来る
カエルの天敵の蛇 ただ魔物の場合はそれが逆になる
ヨハン :「メガロトードが来るぞ!! 備えろーーー」
ダンテス:「皇子 前に出過ぎです」
高さ4~5メートル近くある大きなカエルの魔物
次の瞬間 メガロトードが大きな水魔法を唱える
それが口からだされ 皇子の体を包み込む
毒の入った水の魔法
ダンテス:「皇子―――!!」
梨絵 :「私に任せてください! 魔物をお願いします
おりゃーー ヒーール」
普段よりも魔力の減りが早い
毒が入っているからであろう
でもロイドさんよりも比較的簡単に回復できるであろう
問題はない
***数分後***
レオン :「メガロトードが弱ってきている」
リューズ:「私が止めを刺します」 そして大きな火の玉を撃ち込む
ダンテス:「メガロトードを倒したぞ――
皇子様はどうだ?」
ヨハン :「はー はー はー 聖女様助かった」
ダンテス:「うおおおーーーーー!!」
騎士団 :「ヨハン皇子が魔物を討伐したぞーー 聖女様が皆を回復したぞ――」
騎士団 :「ヨハン皇子 ばんざーーい 聖女様 ばんざーーーい」
勝利の賞賛は止まる事が無かった
そんな賞賛の嵐の中で私は思った
多分ロイドさんとヨハン様の回復で充分練習が終わったのであろう
今ならとっておきの魔法が出来そうな気がする
あとで皆にみせてあげよう
それが とんでもない事になるとは私は思いもしなかった




