第35話 皇帝陛下の実験
トリスタン皇国とメッサの国境近くの建物
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レオン :「一体どういう事だ」
秘書官 :「皇帝陛下の命令です!! この隊列でないとダメだと」
先に現地入りしていた秘書官からの話にダンテスを含めた騎士達も混乱している
前から敵が来る 中央には守るべきもの
なら 円の中心が守るべきもので 半円の上側に布陣を引くべきである
ただ なぜか半円の下側の布陣を引く様にと
中心の聖女の居る部分が ある意味むき出しになっている布陣である
レオン :「聖女様を囮にするつもりか?」
秘書官 :「回復魔法にかかる時間は2時間近く
相手も攻撃はしてこないでしょう」
レオン :「だからって」
秘書官 :「皇帝陛下の命令です この布陣は」
レオン :「ダンテス!!」
ダンテス:「皇帝陛下の命令なのは確かだ
おかしいのは分かるが致し方ない」
秘書官 :「そうそう それでいいのですよ騎士は
どこかの護衛みたいに文句を言わないのが普通です」
レオン :「王令を見せてもらう」
秘書官 :「生意気ですね
でもどうぞ御自由に」
レオン :「。。。。。。(回復する場所と軍の配置が書いてあるな)」
ダンテス:「何かあったら直ぐ駆けつける
だから聖女様を頼んだ」
レオンハルトは梨絵に報告する
レオン :「なんかきな臭い
出来るだけ早く回復魔法をやってくれ
長居すべきではない」
梨絵 :「分かった」
***数分後***
梨絵 :「おりゃー ヒール
とりゃー ヒール
うぉしゃー ヒール」
少し大き目の小屋に50人近く
どんどんヒールをかけていく
そして回復した者達は騎士団の後ろ側へ連れていかれる
***2時間後***
梨絵 :「終わったーー」
レオン :「終わったぞ! 帰ってもいいだろ?」
秘書官 :「いや 少しの間 待っててもらえますか?」
レオン :「断る!!」
秘書官 :「なんですと?」
レオン :「待ちたければお前が待てばいい
俺は聖女様を連れて戻る」
秘書官 :「でも王令が」
レオン :「王令に待機する事までは書いてなかったぞ!! いいな!!??」
秘書官 :「!!!!! (読ませるべきではなかったか)
分かりました
でもダンテス騎士団長!
あなた達 騎士団は暫く その布陣のまま残ってください」
ダンテス:「。。。分かった」
***2時間後***
秘書官 :「よし 問題はない
ダンテス騎士団長! 撤収です」
ダンテス:「おーい 皆 戻るぞー」
そして500人近くの騎士団もトリスタンの城を目指して戻って行く
騎士 :「団長? いったん何だったんでしょう?」
ダンテス:「。。。俺には分からんよ」
騎士 :「ならば訊いて来てくださいよ?」
ダンテス:「え?」
騎士 :「だって団長に出世したんですよ? そこは訊いてくれないと」
ダンテス:「。。。分かった」
そしてダンテスは秘書官と話すが秘書官は何も教えない
***その日の夜***
秘書官 :「聖女が50人近くの回復をメッサで行いました」
皇帝 :「良くやった
それで どうだった?」
秘書官 :「問題ありませんでした」
皇帝 :「そうか。。。よし!
ならば そろそろロイドに対して回復魔法を使ってもらうべきだ
もともとその為に召喚したんだからな」
宰相 :「ですね。。。ただ。。。直ぐにだと怪しまれると思います」
皇帝 :「なら 数日後か?」
ヨハン :「ロイドを早く回復してもらいたいのは私も同じですが
念のためネーベの使節団の後の方が宜しいかと」
宰相 :「私も同じ意見です」
皇帝 :「分かった そのように手配を
もう1つの準備はどうだ?」
宰相 :「近くの牢屋まで護送は終わっています
メッサに行かなかった残った騎士にやらせていたので
騎士団長は気づいておりません」
皇帝 :「よし
ダンテスは信用できる騎士だ
だからこそ 曲がった事に関わらせると面倒だしな」
宰相 :「同意見です」
皇帝 :「あとは病院と教会の方はどうなっている?」
秘書官 :「病院の方は人手が集まりました
教会の方は。。。無理です」
皇帝 :「回復魔法使いが皆にげてしまったからか。。。分かった
なら教会は閉鎖する方向で動け」
ヨハン :「了解しました」
皇帝 :「ヨハンが民衆に約束したんだ
ヨハンが民衆を納得させるように支持も頼む」
宰相 :「了解です」
秘書官 :「了解です」




