↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
16/53

第16話 皇帝の思惑


トリスタン皇国 城の執務室

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

皇帝  :「聖女の回復魔法はどうだった?」

秘書官 :「さすが聖女様といわれるだけあって

      足が潰れたり どうしても助かりそうも無かった人も

      まったく無傷の様に回復しました」

宰相  :「それはいい」

秘書官 :「ただ3回が限度でしたけど」

皇帝  :「たったの3回か?」

秘書官 :「いや あれ程の回復魔法を3回も撃てるのは凄い事ですよ」

皇帝  :「成る程。。。でも足りんな

      やはり聖女の回復魔法の使い方を考えねばならぬな」

宰相  :「ですね」

皇帝  :「ロドニーの回復はもう少し先に延ばすぞ」

宰相  :「分かっております」

皇帝  :「フォーザの動きは?」

宰相  :「相変わらずこっちの隙を狙っていますね

      ただメッセと同様で魔物退治が多いので

      今年はこっちを攻めてこないんじゃないかと」

皇帝  :「実験を進める必要があるな

      フォーザとメッセどちらが良い?」

宰相  :「メッサの国境近くが宜しいかと」

皇帝  :「ふむ でも化け物がいるだろ?」

宰相  :「あれ以降 目撃はされていません」

皇帝  :「そうか」

ヨハン :「父上 もう少し魔力を持たせてからの方がよいかと?」

秘書官 :「訓練と実経験を踏ませる必要があります」

皇帝  :「だな 貴族達に連絡をしておけ

      もう少ししたら聖女による治療を行うと」

宰相  :「了解しました」

秘書官 :「デュクルー男爵の方は

      出来るだけ早めに聖女様を送ってもらいたいと

      マレスカス公爵も聖女様をお呼びしたいと」

宰相  :「税金が少なくなるぐらいの被害が出ている

      デゥクルー男爵が先だと伝えておくように

      ラトゥール侯爵にも話をとおしておけ」

秘書官 :「分かりました」

皇帝  :「元々はロドニーの治療の為に聖女を召喚したんだが

      召喚した途端 誰もかれもが聖女を自分の利益の為に使おうと考える」

宰相  :「確かに」

皇帝  :「まー でも そのために召喚したんだ

      やってもらわねばならない

      息子よ そこは分かっておるな?」

ヨハン :「当然です 父上」

秘書官 :「でもマレスカス公爵については王子も同行なさったほうが?」

ヨハン :「ん?」

秘書官 :「あの聖女様に無礼を働きかねないと言うか」

ヨハン :「ははははは 確かに

      でも顔合わせは既にすんでいるので後回しで

      肝心の聖女のほうは?」

秘書官 :「リューズ様と訓練を引き続き行っています」

皇帝  :「だな もう少し数を撃てるようになってもらわねば敵わん」

秘書官 :「あと聖女が城下町で回復魔法を使いたいと」

皇帝  :「城の離れなら問題なかろう」

秘書官 :「わかりました

      そこを解放させます」

宰相  :「あと ネーベの使節団がトリスタンに寄りたいと」

皇帝  :「それはいい

      ネーベとの取引はトリスタン皇国が願っていた物だが

      毎回交渉が失敗している

      ただ今回は聖女という目玉の見世物があるからな」

ヨハン :「私にお任せ願えませんか?」

皇帝  :「いいだろう ヨハン! やってみろ!」

宰相  :「あの国と交易ができるのは

      皇子の素晴らしい成果となりましょう」

皇帝  :「だな」

秘書官 :「ドルフィン家なのですが」

皇帝  :「あの家が何かしたのか!?」

秘書官 :「ドルフィン家すが聖女様と接触をしたのですが?」

全員  :「!!!!!!」

皇帝  :「何? 何故報告がなかった」

秘書官 :「いや ドルフィン家の令嬢が聖女様を罵倒しておわったので」

皇帝  :「ふん。。。ならいい 捨て置け!

      全く忌々(いまいま)しい家だ」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。