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王妃とアルフィーネ茶会

許せんかった。やけん、王妃様に話聞いてもらおう。ほなけど、ほれするんやったら、予定入れとかないかん。とか思っていたのに.......。おとん気が利くんやな。


「アルフィーネ行くぞ。おっと、王子殿下は馬で王城に行ってるんだったか?すぐコタツの部屋を手配してくれるか?その間に場所の変更を伝えてくる」


「承知や。ほな、コタツの部屋で待ちよるけん、呼んできてくれるんやな」

「おう。コタツでミカンでもモナカでも食べてろ」


おとんはやっぱり凄い人や。ウチにはそんな行動力はない。どうして、おとんはほんな力を手に入れたん?うち、役に立っとるんかな?王子がやらかさんようになって、相談して来んようになったらウチって役割あるん?書類仕事は残っとうけんほれだけになってしまう。


役立たずでも、おとんは愛してくれるんやろか。これだけは疑うたらあかん。


とりあえず、ウチの体型でも日記にメモしとくかぁ。激太りするかもしれんもんなぁ。


この前王妃様に測ってもらったやつ書いとこう。


バストが88センチで、アンダー68で、ウエスト68、ヒップも88らしい。身長158センチだった。


ウチ、スタイルええと思うんやけどなぁ。アイツの好みじゃなかったんやろか。


「フィーネ帰ったぞ。準備できとるな?」とおとんの声がした。ウチは「できとる。王妃様ももう来るん?」と聞き返す。


えっ!?おるやん。早。


「フィーネちゃん、今回はウチのアホがごめんねぇ。しかも、浮気相手が男爵令嬢だもんねぇ。ほっぺもプニプニやしなぁ。フィーネちゃん、ここ大きくて可愛いのになぁ」としれっと私の胸の下に手を置く王妃様に、「あ、いえ。王妃様そこ好きですよね」と返す。


この人距離感近い。で、王妃様から聞いたことがひどかった。


「そういえば、聞いてぇ。男爵令嬢のリリアナさん、王妃になりたいそうよ。なんか、アホよねぇ。ウチのフィーネちゃんの方が王妃にふさわしいわ。ねぇ、王様にならない?」と王妃様が冗談とは思えないトーンで言ってきた。


私は「王様なぁ。ウチでええんやったらやけど、血筋的に良くないやろ?王子殿下を廃嫡にでもするおつもりですか?」と返す。


「してもいいかもねぇ。ウチのアホが公爵家を倒そうとしてたしねぇ。男爵家と王家で挟み撃ちにしようだなんて」


えっ!?アイツそんなアホな事考えてたん?そもそも、その程度で崩れる公爵家じゃない。なぜなら、王国以外にもコネクションがあるから。男爵家と王家でつぶしに来たところで、王家を挟み撃ちにできてしまう。


だって、帝国にも魔界にもコネクションがある。ちなみにウチは魔法が得意やし、剣もおとんと同じぐらい使えるし、槍もいける。


伊達に兄貴たちから鍛えられてない。ちなみにウチが一番強いらしい。


「アホの計画乗ってみん?防衛計画の練度考察するためにも」とウチが提案すると「ええなぁ。ほな、乗ってみよか。もちろんウチのアホにだけ気付かせないようにしながら」と王妃様がノリノリだった。


この人、好きやなぁ。王子はもうええかなぁ。計画を聞いてしまったらもう情状酌量の余地もない。


命だけは助けるか。……その代わり、恥ずかしい思いだけしてもらおう。



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