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王子挙兵-王子サイド-

俺は地図を眺め、考えていた。どこが1番効果的かと。おそらく親父は挙兵しないだろう。となると、騎士団と近衛兵団2万の軍勢を率い、公爵領の北東側から攻める。


幸い、平坦な地形である。さらに北を抑えるフローリアの実家ブルーム伯爵は今回500の兵を率いて挙兵するらしい。今回は男爵領からも1000の兵が参加するらしい。この時点で合計21500の兵力である。


対して、公爵の兵力はせいぜい15000。しかも、西側の兵力は2000程度であるらしい。男爵領の兵力のみでも楽々叩けるだろう。


さらにリリアナは魔法に長けている。アルフィーネ程度では相手にならんだろう。魔法学院で見た時はアルフィーネが小さな火しか出ていなかったのに、リリアナは物凄くデカい炎の柱が浮かんでいたからな。


さらに中央部で男爵領兵と合流し、3方向から制圧する。その後、アルフィーネを捕らえ、あんなことやこんな事を……。我ながら完璧な作戦だ。これは国賊を討つ聖戦であると触れを出しておる。しかも親父は幸い不干渉の立場を貫いている。


さて、今回は確実に勝ち戦であろう。俺が生まれて以降、戦はなかったらしいが公爵のやり方に不満を持っているものも多い。コンストラクション侯爵にエストラン侯爵、そして同じ公爵でありながらなぜか相対的に冷遇されているコンフェクショナリー公爵。


こいつらも兵を出してくれるらしい。初の戦でしかも初の総大将だから少しばかり緊張もするが、今回は2万とか言いながら3万程度の軍勢が集まりそうだ。これで、完全に勝ちだろう。布陣は扇形にして北東部まで覆うように布陣してやるか。そうしよう。兵の練度は言うまでもなく高いはずだ。なぜなら騎士団が味方に付いているからな。


とりあえず、通達も終わっている。しかも、相手は公爵本人のみであると伝えてある。だから、そもそも士気が下がることもないだろう。夜明け前に出立だ。そのために寝るか。その前にリリアナを抱くか。


「殿下ぁ、ここが寂しゅうございます。殿下の伝家の宝刀で貫いてくださいまし」

リリアナ、最高だな。よし、俺の伝家の宝刀でガンガン貫いてやろう。


「ほら、俺の伝家の宝刀だ。デカいだろ、舐めてもいいんだぞ」と股をリリアナの顔の前に出す。リリアナは嬉しそうにペロペロと舐めていた。やはりリリアナの舌は良い。そのまま舌の上に出してやる。


「美味しいですわ、殿下ぁ」とのリリアナのリアクションに気を良くし「そうだろう。そうだろう。これが勝利の味だ」と返す。最後にリリアナの前の穴を貫き、もう一発出す。


俺のトカゲ、ゴールデンも純金製の虫籠の中でとても嬉しそうな様子だった。いざ、出陣の時だ。



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