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宇宙人+幼なじみ=異世界   作者: カオリナギ
第1章
8/17

001 町へ


「へ?」


ツキシダは間抜けな声を出した。

そりゃそうだ。

来たばかりの異世界でいきなり絶世の美女から「日本人ですか?」何て聞かれて冷静でいれる高校生(17)がいるなら、それはもう凄い大物な人物になるに違いない。


話を戻すが(戻せるかどうかは別として)、とにかく、日本人であると言うことを、話してはいけない。


そんな気がしたのでとりあえず誤魔化す……という結論に至った。


「日本……どこの国ですか?」


あんまり誉められた事ではないが、ツキシダは嘘をつくのには慣れている。

ツキミの彼氏から「上手く誤魔化してくれ」等と言われて、したがっているうちに、そうなってしまった。

困ったものだ、全く(異世界に飛ばされた時点で今さらだが)。


「ああ、似たような服を着ている人が、日本出身だと、言っていたもので」


どうでもいい説明をしているうちに彼女は答えてくれた。

いい人だ(♡)


「他の日本人にも出会った事があるのですか?」

「いやー、その、あはははは」


上手く……訂正

下手くそに誤魔化された。


嘘がつくのが苦手らしい。


ツキシダのシェーナへの好感度は下がるよりも、上がる一方だ!


まあ、冗談はさておき、


「街まではあと、どのくらいなのですか?」


さりげなく話題を変えるツキシダ


紳士である。


「あと、1キロメートルぐらいですかね。それと、あの、町なのですが……」

「?」


言うのか言わないべきなのか、迷っているようだ。

ツキシダはアイコンタクトで『話していい』と伝える。


彼女は小さく笑うと


「あの町は私意外人は、住んでいないんです」


続く


おまけ 一方、科学の街では

「そうなんですよーあはははは!!」

ナメクジ星人とツキミが楽しく談笑していた。

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