第64話 図書館と禁書庫(前編)
えっ、火事になってる・・・
紅日三慧です。
今、高速道路を走ってるんですけど、渋滞になってて、
よく見たら火事になってた。
びっくりしたわ、本当に。
こんな近くで火事なんて見たことないっすわ。
まあとりあえず、第64話スタート。
「ここよ!」
ホーディに別れを告げた後にファリサが案内したのは大きな図書館だった。
「ここがさっき言ってた図書館?」
「そうよ!この国一番の!
この図書館の中には世界中のほとんどの情報があるのよ!
なんせ100年前の人の情報があったこともあるんだから!」
メモメモとトゥルルはその凄さに驚く。
「へぇ~!そうなんだ!」
「じゃあ、早く入りましょ!」
メモメモたちは早速図書館の中に入って行った。
「えぇ~!?」
図書館に入ると、外の建物の大きさからは想像できないほどの広さだった。
「すごーい!天使たちが本読んでる!」
「ふふ、はしゃぐのはいいけど、あまりはしゃぎすぎないようにね。
あと、はぐれないようにね。」
「そうだぞメモメモ!図書館では静かに、だぞ!」
小声で言うトゥルルに、メモメモは頷いた。
「じゃあ早速探すか・・・って、どこ探せばいいんだよ!」
「本の順番がバラバラだからね、本の背表紙を見て判断するしかないんだ。」
メモメモはその言葉に耳を疑う。
「えぇ、何年探せばいいの?」
「まあまあ、ある程度探しやすくする方法はあるから落ち着いて。
あれを見てみて。」
ファリサが指を向けた先には、
なんとメモメモたちが探してたはずの導きの鳥がいた。
「えっ!?あれって・・・」
「あら、知ってるの?あれは導きの鳥よ、説明しなくてもわかるかしら?」
メモメモたちはさっきは伝えてなかった導きの鳥についてのことに説明した。
「ふ~ん・・・メモメモちゃんたちはその導きの鳥を追ってここまで来たのか、
実は、導きの鳥って言うのは、この図書館の案内をする精霊なのよ。」
「精霊?」
「図書館に入ると一人につき一体だけついてくれるのよ。
個人の情報を読み取って関連しそうな本のところに案内してくれるのよ。
普通は図書館の外に出るはずがないのに、
そして何でメモメモちゃんには何で導きの鳥がつかないんだろう・・・」
トゥルルはそれに乗っかって言う。
「じゃあ何でオレにはつかないんだよ?」
「ああ、魔物の情報はあるにはあるんだけど、残念ながら精霊が嫌がってつかないのよ。」
「クソ〜悪かったよ魔物で!」
「まあ、頑張って探そうか・・・」
ファリサと共に、
図書館の中でメモメモについての本をどう探すかを歩きながら話し合い始めた。
「じゃあ、どう探そうか?」
一番初めに手を上げたのはメモメモだった。
「はいっ!せびょうし?に私の名前が入っている本を探す!」
ファリサは笑顔で返した。
「ははっ、たしかにそうね、でも残念、本の背表紙に書かれるのは、
初めてつけられた名前だけ、メモメモっていう名前はトゥルルがつけたでしょ?」
トゥルルはちょい苦な感じで返した。
「ま、まあ確かに・・・」
「それが一番最初につけられた名前かもどうかわからないし、
あまりその方法で探すのは良くないんじゃないかな。」
メモメモたちは再び作戦を練り直すことにした。
次に手を上げたのはトゥルルだった。
「はいはい!じゃあ他の導きの鳥にメモメモの導きの鳥について教えてもらう!
自分の種族のことについては自分がよく知ってると思う!
だから聞けばわかると思うぞ!」
「それもありそうだけど・・・トゥルルが居るとなぁ・・・」
「そこは心配なし!」
トゥルルは人の姿に変わった。
「これならバレねえだろ?」
「おお、便利だね!」
「その人の姿、久しぶりに見たかもな・・・」
早速メモメモたちは天使たちに声をかけて導きの鳥に話を聞くことにした。
「すみません!ちょっとその導きの鳥に話を聞かせてもらってもいいですか?」
二人の天使に話を聞いた。
「話を聞く?鳥に?バカ言え、人が鳥の言葉を話せるはずがねえ。」
「おまっ!ちょっバカ!よく見ろ!最高階級の信仰を示す服着てるじゃねえか!」
「え!?うそだろ!?す、すんません!今のは嘘だったんすよ!勘弁してください!」
「き、気にしないで、その鳥に話をさせてほしいだけだから。」
二人は何をメモメモが何をしようとしているかわからないが、
手に乗っている導きの鳥を差し出すようにメモメモの前に出した。
そしてメモメモはその導きの鳥に話しかけた。
「ねえねえ、私につくはずだった導きの鳥って知らない?」
片方の鳥がメモメモに返事をする。
「あんたの導きの鳥ぃ〜?よく分からないわね、
ワタシたち導きの鳥は図書館に入った人の分だけ居る、
そんな大量の導きの鳥の中から一匹だけ探し出すなんて無理なことよ!」
もう片方の鳥は反論するように答える。
「そうとも限らないぜ、こいつは最高階級の信仰を示す服を着ている。
こういう服着ているやつは大体、導きの鳥が光るように白いんだ、俺達とは違ってな。
というわけで、光るように白い鳥を探しな、嬢っちゃん。」
メモメモは二匹と鳥から聞いた情報をファリサとトゥルルに話した。
「光るように白い鳥か・・・」
「確かに絞り込めたけど、このとても広い図書館から一匹だけ探すのはな・・・」
すると、一匹の白い鳥がメモメモたちの前を横切った。
「いたーーーーー!!!」
「いたーーーーー!!!」
「いたーーーーー!!!」
メモメモたちは急いで導きの鳥の後を追うことにした。
だが、導きの鳥は恐ろしく速く、いつの間にか見えなくなっていた。
「は、速え・・・」
「あれっ、ファリサは?」
周りは薄暗くなっており、ファリサとはぐれてしまったようだ。
「居ないぞ!」
「トゥ、トゥルル、なんだか怖いよ・・・」
メモメモとトゥルルはファリさを探すことにして周りを歩き始める。
「ファ、ファリサ〜?」
「あっ、あれ見て!」
目の前には、檻で先に進めないように作られていた場所があった。
いやぁ、乗ってる人が無事で良かったよ。
火事も落ち着いて鎮火したらしい。
やっぱ平和が一番!
んじゃあ、また会いましょう!
B!




