表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リアルラック超マイナスな俺、VRゲームの中でぐらい幸運になりたい。〜幸運極振り弓使いの冒険〜  作者: めんだこ職人


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/11

アイテム購入-09

俺と隆也は、トレントの素材を売却して得た大金を手に、売却カウンターを離れた。


「よし、そしたらまず矢を買わないとな」


「金あるし100本ぐらい買おうぜ」


ふはははは、今の俺達は億万長者!素材全ての合計金額は237080エジュ。

これだけあれば最強の装備を買うのだって簡単だぜ!


「いや、多分だけど夕陽のステータスだとそんなに持てないと思うぞ?」


「え?矢すら持てないの?」


「矢がどれくらい重いかじゃね?」


「一応インベントリには100までって書いてあるけど?」


「あー...今の俺がSTR10で重量制限150だからぁ...いけるか?」


「あれ?STRに10振ってたっけ?」


「あ、いやあれだよ、魔法使えなくなったとき用にみたいな?」


「ふーん」


まぁ、隆也さっきの見てた感じ近接戦もできそうだったしな。

STRにステータス割り振る魔法使いって中々いないと思うけど...


「そこに武器屋あるっぽしいし、矢の重さ見てみようぜ」


「そうだな」


これに関しては変に考えるより直接見たほうが速いからな。

てことで俺と隆也はギルド内にあった武器屋に入る。


「色々あんな」


「ここもさっきの天秤システムだな」


「ほんとだ、店員いないな」


店の中には色んな種類のいろんな武器が置いてあり、めちゃくちゃテンション上がる

剣とか刀とかカッコいいなぁ!

でかい斧に大剣にアホみたいなサイズの弓なんてのもある!


「お、なんか手に持つとウィンドウ出てくるわ」


「ほう、じゃあこの弓なんかは...」


眼の前に合った小さな弓を手にとって見る。

その弓はサイズとしては小さいが、所々が金属でできていて少し重い。


『小弓 耐久値500/500  ATK8 150000エジュ

特別な効果などはない少し丈夫なだけの弓。』


「いや高いッ!」


嘘だろおい!たしかに性能は今使ってる弓より何倍も良いけどさ、流石に15万はキツイって!

これしばらく武器は変えられないぞ...


「おい!この剣なんか60万するぞ!?」


「いや、隆也は見る必要ないだろ?」


なんか騒いでるけど、お前魔法使いだろうに...

いやね?男だし、武器屋なんて来たらテンション上がるのも分かるんだけど...


「しかし、武器は無理だな」


「そうだね、しばらく買えないわ」


その後も店の中を見てみたが、一番安い弓でも5万エジュもした。

しかもその一番安い弓って今俺が使ってるのと同じ奴だった。


「杖はあった?」


「いや、あったんだけどなんか違ったわ」


「違うってなんやねん」


「いや、なんか殴るのに向いて無さそうな形してた」


「杖だよね???」


「そうだけど?」


「後衛用の装備にそんな機能無いだろ、殴るのに向いてなくて当然だわ」


「でもさ、漫画とかであるじゃん、なんか殴れる杖?みたいな奴」


殴れる杖?あーメイスとかってことか...


「てかさ、ならもう杖じゃなくて良くね?」


「え?」


「いや、だって魔法使いって杖無いと魔法使えないわけじゃないよね?」


「いや使えるけどさ...ダメージボーナス付かなくなるやん」


「普通に考えて隆也のスタイル剣持って特攻しながら魔法使ったほうが火力出せるだろ」


俺がそう言うと、隆也は一瞬ポカンとしていたが、すぐに俺が言おうとしていることに気付いたらしい。


「それは...いわゆる魔法剣士って奴だな!?」


「おう、なんか前線で攻撃避けるぜ、とか言ってたし、ならもういっそ攻撃しろよ」


「それはめちゃくちゃ良いッ!......けど今の俺達に剣を買う金なんてないぞ?」


「別に買えばいいじゃん、一番安いやつ」


多分他の装備も一番安いやつなら5万とかで売ってるだろ。

それぐらいならギリギリ買えないこともない。

てか、隆也が剣で戦えるならMP回復薬を買う量減らせそうだし。


「いいの?買えるなら買うけど」


「いいよ、そもそも今の俺達の全財産のうち23万は隆也のドロップアイテムからだし」


そうなんだよねぇ...なんか俺が財布握ってる感じになってはいるけど、実際に金持ってんのは隆也だし、高額アイテムを手に入れたのも隆也なんよ...

実際には俺は7000エジュしか稼いでないからな...


「よっしゃ!じゃあ刀買うぜ!刀ー!」


「俺ここで待ってるわ」


隆也はウッキウキで店内へ戻っていく。


「刀か...俺も後でちょっと振らせてもらお」


普通に実戦では使えないけど...刀ってロマンだろ?

ちょっとぐらいなら良いよね?


「買ってきたぞ!」


「早かったな」


「一番安いの選ぶだけだったからな!」


「んで、何エジュだったん?」


どうせ5万だろうけど、一応聞いておこう。

もしかしたらもっと安い可能性もあるしな。


「おう、たったの20万だったぞ!」


「おう、そうかたったの20......万?」


ん?隆也君、今君はなんて言ったのかな?


「ちょっと、聞こえんかったわ、もう一回言って」


「20万だ!」


「20...万?へ?」


嘘だろおい。


「これで残りは37000だけど、買って良いって言ったもんな!」


「......一番安いの?」


「おう、次のやつは100万だったからな」


おーう...刀高すぎるッ!

なんでそんなに安いんだよ!と思って店の中で商品を色々確認してみた結果。

俺はあることに気づく。


「いや武器高いな!」


そう、俺はさっき弓しか見てなかったから気づかなかったけど、他の武器って安くても10万とかするのだ。

多分だけどこれは他の武器が高いんじゃなくて、弓が安いだけだ。

まぁそうだよな...買ったら即使える武器と、弾となる矢が必要な弓。

値段設定が同じなわけなかったんだ...


「よし、隆也!お前のMP回復薬は無しだ」


「えぇー!?俺魔法使いなんだけど!?」


「ならノリノリで刀買ってんじゃねー!」


「夕陽が良いって言ったのに...理不尽だ」


「煩い!俺達はお金がないの!貧乏なの!」


クソ!ちゃんと値段確認していれば...

残りの金で矢を買えるだけ買って、儲かるクエストでも受けないと金欠で戦うことすらできなくなるぞ!?


「それに、MPは自然回復だってするんだろ?」


「いやするけどクソ遅いのよ」


「何分で何回復すんの?」


「30分で10%、俺の場合だとそれで2発までなら魔法使えるけど...」


30分で10%、300分で100%。

つまり5時間でフル回復......ソシャゲのスタミナだと思えば普通だな。

問題はこれがソシャゲじゃないことだけど。


「もう知らん!今日だけは隆也は侍だ!魔法禁止!」


「初日でビルド崩壊してんだけど?」


結局、お金がないのはどうしようもないので、まずは俺の矢を持てるだけ買って、残りでMP回復薬を買うことにした。

お金が余らなかった場合、隆也は魔法禁止だ。


「てことで、ここが商店だな!」


次にやってきたのは武器屋のお隣、消耗品が揃っている商店だ。

ここはMP回復薬やHP回復薬、毒消しに麻痺消し、矢なんてものが置いてある。


店の中を探し、俺が発見したのは3種類の矢だった。


『ボロイ矢 耐久値1/1 ATK5 100エジュ』


『木の矢  耐久値2/2 ATK5 200エジュ』


『鉄の矢  耐久値3/3 ATK7 500エジュ』


まず耐久値だが、これは何回その矢を使えるかを示している。

つまり鉄の矢なら3回も使えるってわけだ、その分値段は高いが...火力も上がる正直鉄の矢一択だな。


「で、何本買うんだ?」


「取り敢えず一本買ってみて...重さを見てみよう」


まずは鉄の矢を一本購入し、インベントリに入れてみる。

すると、鉄の矢を一本入れた時点で重量が0/100から1/100に変わった。

どうやら鉄の矢は今の俺でも100本までなら持てるみたいだ。


「えーと...残りの金が36580だから...73本買えるな!」


「あのー、夕陽さん?それだと余りなくないですかねぇ...」


「え?何か言ったかな、20万円君?」


「いや、なんでもないです...」


隆也を無言の圧力でねじ伏せた俺は、合計74本の矢を獲得し、ウッキウキで店を後にするのだった。



______________________________________________


刀        200000

鉄の矢74本   + 37000

   _________

合計       237000

残金         80エジュ



近接武器は耐久値も高く、長く使える上に火力も出やすいので値段設定が高めだぞ!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ