↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
龍と刀  作者: 新堂 玄
27/78

3-4.対策会議

3-4.対策会議


…と、言う訳なんですが。


 村長の家でロナウドが、報告していた。隊長代行ロビー、サミュエルと主立った面々が揃っている。

「あっち側が魔族伯爵領であろうことか、伯爵自身を討ってしまったというのか?」

「そうなんです。ゴブリン達とは訳が違うんです。」

「その…。報復に伯爵領から攻め上がってくることはあるのか?」

「それが…情報がなく。ご令嬢が執拗に単独でシュンを狙ってきますが。今の所、騎士や兵が動いている感じではありません。むしろ、何か理由があって動けないから、しびれを切らしてご令嬢が単騎で来ている可能性もあります。」

「攻めてきたら…?」

「ゴブリンやコボルトならともかく、魔獣や高位魔族が全力で来たら、女子供はおろか、自分の身すら守れないのではないかと。」

「俊太郎の首を差し出したら、和睦できるのだろうか?」


村長の言葉に、駆除隊の面々はお互いの顔を見合った。


「それはいけません。シュンは事故だったのですし。」

「事故でも…。あちらは当主を討たれている。俊太郎と、この儂の首と揃えれば鎮まるかのう?」

「いや、それも…。何とか話し合いに持ち込めないかと…。」

ロナウドは慌てた。ロビーも口を挟んだ。

「これは国境と外交でしょう。村長が決められる問題じゃないですぜ。最低でも騎士団、外務尚書とか、王家の人間が扱ってくれないと。首云々も、仲間内でそんなことを言い合うのは止めましょうや。シュンは大事な戦力です。」

「そうですよ。我々の間にひびを入れてはなりません。」

サミュエルも力説した。


――この問題を公正に捌けるのは一体誰なのか?

四人には良い知恵が浮かばなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。