第15話 任務に出かけよう
ほのぼのしてます
今わたしは広場にいる。
今日は暇だ。何をしよう?
「アカリー、みてみて!」
「あ、ラーヴェ。どうしたの?」
ちょうどよいところにラーヴェ。
「じゃーん!」
ラーヴェが見せてくれたのは冒険者ギルドのギルドカードだった。え?
「冒険者ギルドに登録したの!親にも許可とったし!マーサたちもだよ!」
「あ、ラーヴェ、アカリ」
「みんな!」
噂をすればマーサ、ミーシャ、シーナ。
「みんなもギルドに登録したの?」
「そうなの!だからアカリを探してたの」
「え、わたし?」
「うん!」
なんでわたしなんだろう。
「アカリはあたしたちから見て冒険者としての先輩だから、教えてもらおうと思って!」
「知らない人にいきなり聞くのも難しいし…。」
なるほど、それでわたしなのか。納得。
「よければなんだけど、教えてもらえない?」
「もちろんいいよ!」
やったー!とみんながはしゃぐ。
「いつがいい?わたし今からでもいいけど」
「いいの!?」
「うん」
「じゃあ今からでいい?」
「いいよ!」
今日はマーサ、ミーシャ、シーナ、ラーヴェと冒険者について学びます。
「アメンお兄ちゃん、ラバンお兄ちゃーん!」
「お、アカリ。どーした?友達か?」
「うん!マーサと、ミーシャと、シーナと、ラーヴェ!みんな冒険者登録したばっかりだから、いろいろ教えてほしいの!今から空いてる?」
ああ、なるほど。とラバンお兄ちゃんとアメンお兄ちゃんが頷く。
「いいぞ!暇だし!」
「あぁ、ラバンも言ったが、暇だしなぁ」
「やった!ありがとう!これから森に行こうと思ってるんだけど、ついてきてくれない?」
「おぉ、実戦か。いいな」
「何するんだ?」
「薬草採取ならあんまり危なくないかなぁって。」
「薬草採取!?」
「やりたいやりたい!」
みんなの目がキラキラしている。
「とりあえず、ギルドに依頼を探しに行こう」
「依頼ってなんですか?」
「あぁ、ギルドで薬草は常に買い取ってくれるんだが、依頼を受けて採取すると買取額が上がるんだ」
「へぇ!知らなかった!」
「依頼を受けた方がいいんですね」
「そうそう。その方が得ってわけな」
「早速行ってこいよ、ギルド。アカリがいれば大丈夫だろ。俺ら森に行く準備しとくから」
「うん!皆、行こう!」
ギルドについた。受付のザルアお姉さんに声をかける。
「ザルアお姉さん、おはようございまーす」
「あらアカリさん。おはようございます。皆さんお揃いで」
「うん!簡単な依頼探しにきました!」
ザルアお姉さんは後ろにいる四人を見てあぁ、と納得したように頷くと、いくつか依頼を持ってきてくれた。
「こちらが簡単なものですね。薬草採取と、スライムの討伐です。場所も比較的近いのでおすすめですよ」
ふむ。みんなで受けるのはこれでいいか。あとは、わたし一人でも何か受けたいな。
「じゃあ、この2つの依頼を5人で受けます。あと、わたしにできそうな依頼、ありますか?」
「アカリさんのレベルですとこちらですね。魔物の討伐の依頼が入っています」
ザルアお姉さんが依頼を3つ持ってきてくれた。
どれも討伐依頼。
「緊急なのってどれですか?」
「これですね、狼型魔獣の討伐。近くに村があるので緊急性は高いです」
狼型魔獣…。バリアがあれば大丈夫かな。空間魔法も万能だし。
「じゃあ、その依頼を受けます」
「ありがとうございます」
薬草採取とスライムの討伐、狼型魔獣討伐依頼を受けてわたし達はギルドを出た。




