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第16話 急展開

お、お久しぶりです!

森へやってきた。

まずは皆で受けた任務。スライムの討伐から取り掛かる。薬草を持って戦うのは危ないだろうとラバンお兄ちゃんたちは言うが、熊さんに入れておけばいいということはあえて言わないでおく。

「ほら、いたぞ。スライムの体には『核』があるんだ。その核を潰せば、倒すことができるんだ」

「どうやって潰すんですか?」

「んー、刺すとか、叩き潰すとか?まぁ潰れればいい」

「ふむふむ」

わたしは手慣れたものなので、サクサクと倒していく。

みんなも倒し始めて、全て倒すことができた。スライムを倒して得た魔石はしっかり熊さんに。ファンタジーだね、魔石なんて!

さてさて、次は薬草採取。

アメンお兄ちゃんが穴場を教えてくれたので、一瞬で依頼された分の量が集まった。

「やったー!依頼達成だね!」「あたしたちにもできたよ!やった〜‼」

「アカリは別の依頼があるのよね?私達もついていっていい?」

「うん、アメンお兄ちゃんとラバンお兄ちゃんがいれば大丈夫だろうし。」

「やった!前も凄かったから、アカリが戦うのが見れるの、楽しみだなぁ!」

「うん、頑張るね!」

狼型魔獣の討伐から!よーし、頑張るぞ!







「みんな、ナツカさん呼んで!ナツカさんがいるところ、この近くだったはずだから!」

「わかった!」

「あたしとマーサ、シュさんたち探す!」

「うん!」

うわぁ、なんでこんなことに!?



狼型魔獣を発見した。そこまではよかったのだ。その発見した個体が悪かった。呪われていたのだ。

「あ……。」

「ん、どうしたのアカリ?……あ、いた!魔獣!」

「………呪いがかかってる」

「え、この魔獣に?」

「うん。」

こんなときに頼れるひと……。そうだ!

「みんな、ナツカさん呼んで!ナツカさんがいるところ、この近くだったはずだから!」

「わかった!」

ミーシャとシーナがぱっと駆け出した。

「あたしとマーサ、シュさんたち探す!」

「うん!ここはわたしとお兄ちゃんで保たせる!」

「ああ、ここは俺たちに任せろ!」

「ちょっと強いが、何とかしてみせるさ!大人を舐めんじゃねーぞチビっ子!」

「みんなよろしく!」

「まかせといてよ!すぐにナツカさま達呼んでくるからさ!」

ラバンお兄ちゃん達から頼もしい返事をもらって、マーサ達は駆け出していった。

これで向こうは大丈夫だろう。後は救援を待ってこの場を持たせるだけだ。

よし、頑張るぞ!きっともうちょっとだから!

魔獣がわたしに牙を剥く。わたしは負けじと、魔獣をきっと睨みつけてみせた。







「ミーシャ、着いてきてる!?」

「大丈夫よぅ!シーナ、そこの角左ぃ!」

「おっけ!」

シーナ、ミーシャは魔力で身体を強化し、ひたすら森を走る。この強化も、ナツカに教わったものだ。

走り、走り、広場に出る。いつものように、ナツカは岩に腰掛けていた。

「ナツカさんッ!」

「魔獣が!呪われてー!」

ナツカはんっと大きく伸びをして言った。

「分かった、任せて。二人はここで休んどきな」

「ありがとうございます」

ナツカはばさりと、白いローブを羽織ったのだった。






退屈。ガチで退屈。ていうか、はぐれたわ、みんなと。

あ、俺?俺はカラーデーモンのリョク。任務を受けて森に来て、で、メンバーと、はぐれたわ。うん。

「あ、リョクさん!」

「助けてください、魔獣がでて!」

「今、アカリたちが戦ってるの!シーナとミーシャがナツカさま呼びに行ってて!」

あ、ナツカ様いるの。それなら朱たちと合流できるかな?それにしても、魔獣か。最近見なかったのにな。

「分かった、今行く。朱達も来るだろ」

………頼む、朱、蒼、白、黄、黒、桃!来てくれぇ!

最後のリョクさんでクスッとできるかなぁと。

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