第44話 黄金の激突、盟友と宿敵
ユイの叫びが金の領域に響いた。
「みんな、一緒に!」
領域の黄金の壁が震え、新たな戦いが始まる。
正義の5人組が前に出る。リーダーの青年が剣を抜く。
「ユイ、私たち正義の5人組が援護する! 双子戦士、賢者、弓手、癒し手——全員、配置につけ!」
双子の戦士が盾を構え、賢者が呪文を唱え、弓手が矢を放ち、癒し手が光をまとう。
富世武雄が筆を手に、ユイの側に立つ。
「ユイ、君の鍵が必要だ。私の筆で、均衡を書き換える。」
筆から墨のようなエネルギーが広がり、領域を強化。
対する蛇の目兄弟、文牙と文獄が笑う。
文牙が焰を放つ。
「小娘、ようやく会えたな。焰契ノ印、発動!」
文獄が影を操る。
「兄さん、一緒に潰そうぜ。」
バルザが巨躯を現し、終獄剣を振るう。
「ふむ……ここで会おうとは。汝らの可能性、試させてもらう。」
6枚の呪翼が広がり、災厄領域が領域を覆う。
戦いが爆発する。
ユイの金木光闇融合斬が文牙を狙う。金、緑、白、黒の刃が焰を切り裂く。
「くっ……この力!」
文牙が後退。
正義の5人組の連携が文獄を押す。双子の盾が影を防ぎ、賢者の呪文が弱体化、弓手の矢が命中、癒し手がユイを回復。
富世武雄の筆がバルザの翼を封じる線を描く。
「この筆で、汝の均衡を乱す。」
バルザの剣が筆を弾く。
「面白い……虚無叫喚。」
叫びがユイの心を抉る。幻覚で仲間が崩れる。
「みんな……!」
ユイが冠冕に触れ、光を放つ。
「偽りじゃない! 金命環、発動!」
黄金の鎖がバルザを絡め、動きを封じる。
3姉妹と今日子が援護。まゆの紅の炎、みくの碧の守護、かなの金の斬撃、今日子の幻影が兄弟を押す。
スイミーの雷が文獄を撃つ。
「雷煌落拳!」
文獄が倒れる。
バルザが獄獣合成を始める。
「汝らを、融合する。」
巨大な獣が現れ、領域を壊す。
ユイの環が輝く。
「みんなの力で……勝つ!」
融合斬が獣を切り裂く。
バルザが後退。
「次で……決着を。」
ユイの息が荒い。
「みんな、無事……?」
富世武雄が頷く。
「君の鍵で、均衡が変わる。」
領域の出口が開く。
次の試練へ。
バルザの笑いが残る。
つづく




