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無敵のフルフェイス  作者: みけな
第二章 無敵のコンビ〜始動編〜
97/150

97話 暗躍する影②

仕事の都合で地方に来てます。新幹線で来たのですが、立ちで座れなかった。自由席でも座れるものだと思ってた_:(´ཀ`」 ∠):


ブックマーク、感想、評価、誤字報告、読んでくれた皆様!

いつもありがとうございます(*'ω'*)


森でゲートを発見したとハイヤーから連絡がきた。


「仕事が早くて助かるよ。」

『いえ、もともとマークしていましたし。場所は分かります?』

「そこはアイさんに聞くから大丈夫。それまでバレないようにね。」

『わかりました。』


このまま出てもいいけど、何も言わずに遅くなると心配されるだろう。


「あそこに居るのは……」


アマンとラストラが窓から空を眺めて話をしている。


「あの2人に声掛けるのは……」


―ガチャ。


「忍さん?帰って来てたのね。おかえりなさい。」

「ただいまレブル。」

「何かあったの?」

「あーうん。ハイヤーがゲートを見つけたって言うから、これから行って来ようかと思うんだけど。誰かに声かけて行こうかなって。」

「そうなの。私も行く?」

「ん〜」


レブルを見るとお風呂に入ったのか、髪が少し濡れている。


「ハイヤーも居るし、せっかくお風呂に入ったみたいだし。僕だけで行ってくるよ。」

「別にこれくらい走れば乾くわ。それにハイヤーが居るとは言え、魔族も居るんだし。」

「それなら私が行きますよ!」


―スタッ!


2階からセローが飛び降りてきた。


「私はまだお風呂入ってませんし!お城にはレブルと行ったので、次は師匠と一緒に行きたいです。」

「セローが居れば安心かしらね。」

「ですです!」

「それなら今回はセローにお願いしようかな。」

「はいです!」

「あまり遅くならないようにね。何かあれば呼んでくれればすぐ行くからね。」


レブルにみんなへの伝言を任せて、僕とセローで森へと向かう。

日も落ちて暗い森を走る。僕の後ろをぴったり着いて来るセロー。この速さだとレブルは火の翼を出すから、結果的にこのペアで良かったかも知れない。


「そろそろ目的地だから。静かに向かうよ。」

「はいです。」


大きな音を出さないように、魔力反応のある場所まで移動する。


「シノブさん。お待ちしていました。おや?今回はセローさんとご一緒ですか。」

「今度は私の番です。」

「師弟揃った訳で……あまり派手な事は避けてくださいね?」

「師匠がいるから、私の魔法は可愛いものだよ。」

「それってどう言う意味?別に僕だって派手な魔法は……」

「私はお二人に言ってるんですからね?」

「「はい。」」


僕はいつも控えめで魔法を使っているつもりなんだけど。まぁお忍びでここにいる訳で、魔法をぶっ放す事態にはならないはず。


『忍様ゲート付近で動きがあります。』

「ここから会話は聞こえる?」

『はい。可能です。2人にも共有して良いでしょうか?』

「2人ともゲートでの動きがあったので、会話を2人にも共有するから。大きい声は出さないようにね。」


僕の言葉に静かに頷く2人。


……


…………


『くそ。どうなっているんだ?人族への戦闘を禁ずると指令が出たぞ。』

『分からない。さっきの戦闘も何かによって終わらされた感じもする。』

『お前もそう感じるか?どうしたものか……』


魔族達かな?突然の戦闘中止に戸惑っているようだ。


『狼狽えるな。』

『別に狼狽ちゃ……』

『エルビの奴がそんな命令を出すんだ。きっと王都で何かあったんだろう。』

『何かってなんだ?』

『娘が連れてきた黒の勇者がいる。と言えば分かるな?』

『なんだって!?2人の四天王を倒したって言うあの!』


あのって一体どんな話が出ているんだよ。


「(師匠。今、誰かが娘って?)」

「(そこは私も気になりました。黒の勇者はシノブさんですよね?そうなると娘はエストさん?)」

「(かな?って事はさっき話したのは、本物の国王って事なのかな?)」

「(これは驚きですね。人族のトップが魔族と繋がっているって言う。)」

「(まぁお城でエルビに会った時からそうだとは思ってたけど。)」


結果的には本物の国王より、エルビに国王させようとしてるけど。本人はそんな事知らないんだよな。そう思うと少し可愛そうな気もする。


『我が直接聞いてみる。暫し待て。』

『……。』


聞くってエルビに聞くのかな?どう話すのか……。


『な!?貴様正気か!?たかが小僧1人に負けたと言うのか?』

『まさか!?エルビ様が負けたって!?』

『このまま城に残るだと?どういう事だ!バレたのであろう?……まさか…………』


しかし遠隔で話す魔法は他の人も使えたんだね。


『くそ!貴様にはもう頼らん!』

『おいどうした?エルビ様に何が……』

『……これ使う事態がまさか来るとは……』

『ん?それはなん……』


―ザク!


『き、貴様……何……を、する。』

『なーに、君らにはこの剣の糧となるだけだ。』

『やめろ!来るな!』


―ザク!


何かよく分からないけど。本物の国王が魔族に攻撃している。


「師匠!」

「分かってる。様子を見てゲートを破壊しようかと思っていたけど。状況はそれよりやる事がたくさんある。ハイヤー準備はいいかな?」

「こうなると思い。武装は常に持って来ています。」

「それじゃ時間も惜しい。ゲートは極力だけど壊さないようにね!」

「行くよ!」

「一人では危ないですよ。」


魔族がやられていると知ったセロー。真先に森から飛び出して魔法で牽制する。


「水玉!」


―チャプン。


どっちに魔族がいるかも伝えていないのに、セローは迷う事なく魔族のところまで走り出した。


レブル「シノブさんも私じゃなくて、アマンに言えばいいのに。アマンはどこに……」


アマン「何気なく見に来たが……綺麗だな。」

ラストラ「でしょう?ここから見る景色が1番綺麗って教えて貰ったんだ。」

アマン「お母さんにか?」

ラストラ「そう。アマンに見せたくて。」

アマン「ラストラ……」


レブル「ここは色んな意味であついわね。外はこんなに寒いのに…………」

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