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気まぐれで決められた最強勇者と異世界事情  作者: ヨベ キラセス
第六章 異世界と『異世界』の機械事情
70/72

 あっさり倒してしまった俺たち


 ドロドロの機械兵団


 笑いこけてるピロエ


 …なぜ笑いこけてる?


「さて、これでひと段落ついたか」

「ああそうだなー♫」

「…おまえ、もしかしてこの気持ち悪い光景を気に入ってるか?」

「全然! 気持ち悪いわけない!」


 …訂正し忘れてたことがある



 機械兵団は、中が内臓みたいな形であること、茶色い血を吹くことがある


 …マジで人間みたいだ


「ま、いいけどさ」

「でもまあ、結果オーライ♫」

「…なんだその単語?」


 ガガガガガ…


 何かが近づいてくる


 仕留めそこねてたのか、別行動だったのか…



 もう一体残っていて、マキを狙う


「ヤバイ! 避けろ!」


 だが、俺の声は届いてももう遅い


「…シ……ネ……」


 機械はそう言って突っ込んで、手を剣のように鋭くさせて––––



 ––––どこからやって来たのか、割り込んだシンが刺された


 マキは声も出ない


 俺らも声は出ない


 シンは、声が出ないが、俺に口の動きでこう言ったように読み取った



『マキを頼む』


 そう言って、まだ燃え上がっていた炎の渦に消えていった

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