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ピロエレポート
○月××日
謎の集団が起動する
○月×△日
彼らは、異世界で言う『機械兵団』とわかった
少し戻って○月△△日
ゲンキ一行を襲撃、一行の逃走経路思考
同時刻、ゲンキ達の村を襲撃…
壊滅
生存者、0
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「おい、これって…」
カナミは声が出ずに崩れ落ち、スザカは拳を握りしめ、マキは倒れてて元々意識がなく…
俺はピロエを凝視していた
「それは真実だよ…」
レアなケースで、ピロエも下を見ていた
「お前は近くで…」
「ううん、それは噂さ。でも、行って見たらすでに…」
トーンが低くなってるピロエに何も言えない
だって、俺は情報だけ欲したのだから、助けろとは言ってない
だが、煮え切らない思いでいた
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数分前、マキの村で一戦を交えた
数百対六人
当然、死者を出さないための配慮をしたが、意識を失わされたマキを俺が回収した時点で俺は撤退を提案、承認となった
『透明』で隠れてる中で、ピロエにこのレポートを見せてもらってた
だが、弱点まではわかってないようだ
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「…なんか勝手に動いてるぞ、あの『オモチャ』が」
と、相棒に報告する
「そっか〜。動いちゃったか〜」
相棒はのんきに相槌をした
「しかもこいつら、予定早めての襲撃だ」
「それは愉快だね」
相変わらずののんきさだ。人のことは言えないが...
いや、人ではないけど...
どうすんの? とは聞くまい
どうせ、面倒がって、面白がって、放置するから
この遊びは、生き残れるのかな?
そう思うひと時だった




