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あの日、私の心は死に掛けた
私はシンが死んだのがショックで、死のうと思った
でも、どこからか声がした
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「気が付いたか、マキ?」
そう、シンは言った
「...うん」
と、私は答えた
振り切った後、私とシンはあの秘密基地にいた。ついたときに、急に睡魔に襲われて、私は寝た
でも、振り切ったときの記憶が無い
「...昔ね、私は死んだのよ、心が...貴方が死んで、私、わたし、わた...し......」
「...もういいんだ、マキ。今からでも遅くないから、もう忘れて、これから一緒に暮らすんだ」
「...うん」
そう思いながらも、同時にある種の違和感が訪れた
なぜ生きていたのか
なぜいままで誰も知らなかったのか
なぜ今になって現れたのか
なぜ...
「...ねえ、シン」
「なんだい、マキ?」
「なんで、首に傷跡が無いの?」
「そりゃ、別人か魔物だからだよ、マキ」
その答えは、思いもしなかった所からの声だった
「...ゲンキ?」
スパッとキレイに、鉄で出来ている扉を斬り、破壊した
「俺ら以外誰が迎えに来るよ?」
とゲンキは、ザルと、なぜか一緒にいるピロエと一緒にたたずんでいた
ふと、昔聞いた、誰か知らない声と同じことを、一字一句間違えずにこう言う
「(何があっても必ず迎えにいく、だから待ってろ、マキ)」




