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気まぐれで決められた最強勇者と異世界事情  作者: ヨベ キラセス
第五章 神子と不思議な少年事情
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「これ、少ないですが」

「いや、少ないのも、男女区別までなら許すよ、けど…」


 と、俺が小、スザカ小、カナミ小


 マキ大と言う配分で渡された飯を指差す


「なんでこいつだけなんだよ!」

「そりゃ、『神子』ですもの」

「客は、てか女子は平等にしてやれよ!」

「そんなこと、知りませんよ」


 と、マキも口出した


「この人たちは、命の恩人です。私と同じ量でお願いします」

「神子様といえど、こればかりは聞けません。この村は今、食料が不足していて、必死なのです」

「ならば、私の食事も––––」

「それも聞けません。この食料は神子様優先なのが掟ですので」

「…」

 あ、イライラし始めてるぞ、マキが

 てか、俺以外が、だった


「お前、いい加減に…」


 疾風、そう言い表せる速さで消えて、


「…なにか?」


 と、スザカの後ろをとっていた。刃物を突きつけて


「やめなさい、無礼者!」


 刃物をしまう守備兵


「申し遅れました。私、しのびの修行を積んだ、ただの一般守備兵の『ザル』と言います」


 そう言いながら、瞬きをする間もない速さで、マキの後ろに座った

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