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気まぐれで決められた最強勇者と異世界事情  作者: ヨベ キラセス
第五章 神子と不思議な少年事情
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 俺らの前に出てきた者たちは、村の守備をしてた


「まさか神子様とは思いませんでした」

「もう、昔の話よ…」

「いえ、あなたは今でも称えられていますよ!」

「私は神子ではないわ!」


 いきなり守備兵は、立ち止まり、怖い顔になって…


 ガチャン


「…今も昔も神子様ですよ。否定し続けると、切られますよ?」


 目は本気だった


 一歩、また一歩とマキに近付く


「ちょ、あんた…」「そや、いい加減に…」



 ガスッ



 守備兵の腕が宙に飛ぶ


 飛ばしたのは俺だけど


「そうはさせないから大丈夫だ」


 _________________________________


 治癒に数時間を要した


「もう、いきなり腕飛ばすことないでしょ!」

「おまえなー!」

「あーうるさい! いいだろ、治癒は俺がやってるんだから!!」


 俺たちは口論して、治癒に数時間を要した



「俺が悪かったよ。すまなかった」

「いや〜、俺が腕飛ばすことは正直…」

 反省してません。だって悪いのこいつだもん


 案内は続けてくれた



 道中、マキは俺に近づいてきた


「? どうした」

「さっきはありがとう」

「は? 俺はイラつく奴の腕を切ってただけだが?」

「ダウト」

「どこで覚えたんだよ、それ……」

 意味はもちろん知っているが

「あんたがやらなかったら、あいつは死んでたもの」

「…大げささ」


 そう言いながら、マキの後ろポケットからちょっとはみ出してる クナイ を見ながら言った

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