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俺らの前に出てきた者たちは、村の守備をしてた
「まさか神子様とは思いませんでした」
「もう、昔の話よ…」
「いえ、あなたは今でも称えられていますよ!」
「私は神子ではないわ!」
いきなり守備兵は、立ち止まり、怖い顔になって…
ガチャン
「…今も昔も神子様ですよ。否定し続けると、切られますよ?」
目は本気だった
一歩、また一歩とマキに近付く
「ちょ、あんた…」「そや、いい加減に…」
ガスッ
守備兵の腕が宙に飛ぶ
飛ばしたのは俺だけど
「そうはさせないから大丈夫だ」
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治癒に数時間を要した
「もう、いきなり腕飛ばすことないでしょ!」
「おまえなー!」
「あーうるさい! いいだろ、治癒は俺がやってるんだから!!」
俺たちは口論して、治癒に数時間を要した
「俺が悪かったよ。すまなかった」
「いや〜、俺が腕飛ばすことは正直…」
反省してません。だって悪いのこいつだもん
案内は続けてくれた
道中、マキは俺に近づいてきた
「? どうした」
「さっきはありがとう」
「は? 俺はイラつく奴の腕を切ってただけだが?」
「ダウト」
「どこで覚えたんだよ、それ……」
意味はもちろん知っているが
「あんたがやらなかったら、あいつは死んでたもの」
「…大げささ」
そう言いながら、マキの後ろポケットからちょっとはみ出してる クナイ を見ながら言った




