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なんか知らん旅人が4人来た
俺たちはこの旅人を村に入れてはならないのが仕事だ
それは、殺してでも…
俺たちはナイフを持った
駆け出した
旅人の一人を俺は刺した
手応えがあった
このあと、囲んで撃退の手筈だったら
しかし、俺は殺せていなかった
ガシッ!
俺は両手首を掴まれた
「きみ、なんして殺そうとしたの?」
それは、優しい響きの中に、殺意がこもっていた
俺は合図を出した
全員が一斉に周囲から出て来て、旅人目掛けて走ってくる
ナイフを携えて
これで俺らは助かる…
だが、その考えが消える自体が起きた
「っぜ、全員止まれ!」
みんな一斉に止まった
俺は手を解きながら聞いた
目の前の男にでなく…
その後ろのハープを持った女に近づいた
あの髪の色
あの目、耳、口
そして、特注で作ったとされるハープ
まるで、伝説になったあの…
「あなたはもしや、『神子』様ですか?」




