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「もう! はめたわね!」
「いや〜、引っかからないかとヒヤヒヤしたよ〜」
「知らない!」
「待って〜、マッキ〜」
「いや〜楽しみ楽しみ」
「だな〜」
「もう!」
そういう他愛のない話をする傍ら、俺は不思議な感覚に襲われていた
マキの故郷の村は、俺たちの次の目的地と言う町に行く途中の村だと言っていた
彼女もそれに気づいたのがさっきだと言っている
全くもって、偶然が重なった
偶然、ならだが
今までの経路を振り返ってみよう
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俺は六年前、あの育てられた村に捨てられていた
その二年前はカナミだ
スザカはすでに暮らしていた
そして今年、俺らはあの村から出る途中で、捨てられていた時に一緒にあったスマホを渡された
《タマガタチ》への道の途中、出るはずのないドラゴンやレベル100のスライムが襲って来た
そしてついた後でのマキとの出会い
デッドリーとの戦い
壊滅させた後の道中の、スザカの大会参加宣言
暗殺等専門のザイガの参加
そして…




