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そんなある日、村は襲われた
村の皆は、祟りだ、祟りだ、と喚き出した
そして皆は、自分達でたたえてきたその子を、神の子を差し出した
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私は歩く、泣きながら
私は歩く、見捨てた村を眺めながら
私は助けを求める
そして、シンは来た
彼は細身なのに、体格のいい奴らを片っ端から倒して行った
そして、蹴散らし終えたシンは笑顔を向けた
そして、何故か気配に気づけなかったまま、私の目の前で…
キゼは、綺麗に頭を刈り取った
私は、初めて涙を流し、その後の記憶が消えた




