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草原に立っている
私は風のように走ってく
風はただ、通り過ぎるだけ…
その子は村に戻った
遊びまわってたのがばれて、叱られた
みんな心配させたらしい
でも、その心配の理由はその子のことであって、その子のことでない理由だ
その子はご飯を食べた
そして寝る
食べて、寝て、起きて、食べて、寝て、起きて、食べて、寝て、起きて、食べて、寝て…
そんな生活に飽きるのは当たり前だ
だから、外へ出たかった
とある日のこと、その子はまた外へ出た
そして転んで、怪我をした
その子は気絶した
その子は起きた時には森の外の高原にいた
隣に、見知らぬ子供と一緒に…




