表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
気まぐれで決められた最強勇者と異世界事情  作者: ヨベ キラセス
第三章 闘技の裏側事情
21/72

「なあ、黙っててくれないか?」

「どうすっかな〜」

「どうしよっかな〜」


 慌てふためく スザカ


「…ん、まてよ」


 何か思いついたようだ


「ねえ、交渉しない?」

「「交渉?」」


 そういうと、不気味な笑顔を作った


「このことを報告すれば、あんたらの行動もバレるぞ〜」



 本当、こいつはこう言う時に頭がきれて困る


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「…ウルフ討伐完了、かな?」

「お前…」

「あんた…」


「「まさかこのために手伝ったのか!?」」


 そりゃそうさ。だって面倒だし


「「殺す(ぞ)(わよ)!!」」


「まあまあ、落ち着––––」



 ドシン


『?』


 振り向くと、そこには…



 ドラゴンがいた


「グルアアアアアアアア!!!」

『うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』


 ---------------------------------------------------------


 ドラゴン:レベル73


 ---------------------------------------------------------


 ドラゴンの炎が草を焼いた


 数時間経ったのに、ほぼダメージが効いてない


 配置は、前衛が俺と スザカ、回復が マキ だ


「逃げようよ、ゲンキ!」

「そうよ、無理だってこれ!」

「無理を通せ!」

『無理!!』


 これはさらに数時間かかりそうだ


 _________________________________


「…それで?」

「まあ、勝ったには勝ったんだよ」

「そして」

「そして、レベルが結構上がったんだよ」


 と、スザカ はボコ殴りで、俺も殴られた


「それって、私もレベルアップできたのに教えなかった、と?」

「だって寝てたろ」

「電話くれればすぐ言ったわよ!!」


 と、理不尽な一発


「まあ、マッキーも無事で良かったわ…何かあったらあんたらの死刑以上ね」


 死刑以上ってなんだよ、とは口が裂けても聞けなかった


「まあ、そんなわけで俺らは勝てるのさ」

「なら安心ね」


 単純


「さて、オラっちはもう行くわ」

「…そうか、本業も大変だもんな」

「そうなんよ〜、サーカスも大変大変」

「え、本業は情報屋じゃないの?」

「そんなんで食えたら苦労せんがな〜」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『またのご利用をお待ちしてま〜す』


 そう言って旅立った ピロエ


「いやー、忙しいやつだな」

「…ところでさ、ゲンキ。ピロエとはどうやって連絡したの?」

「ああそれ?それは––––」



 ––––スマホでだよ


『!?』

「なに驚いてんだ?」

「だってそれ持ってるのって私たちだけじゃ…」

「ああ、なぜかあいつは持ってたな」

『なんで疑問に思わないの!?』


 そんなの、目星がついてるからだよ


「腹減った〜。飯にすっぞ」

「ちょっと!」

「よし、奮発して『なかさ握り』だぞ!」

『ヤッター!』


 ほんと単純で助かるよ、全く


 _________________________________


「…どうしたの、その顔〜」

「……………………」

「当てたげる。ターゲットの情報屋でしょ〜」

「……………………」

「わー図星だ〜。そっか〜、とうとう動いて来たのか、あっちも」


 何か知ってるらしい


「……あいつはなんだ?」

「そんなの、第三の敵、としか分からなーい」


 嘘だな


「でもそうなると、余計に早く殺さないといけないな〜。そうだ、失敗するとは思わないけどさ、報酬は倍にするよ」

「……なにを焦ってる」

「そうだね〜、彼らが手を結ぶことかな〜」

「……そうか」

「じゃあ、三日後楽しみにしてるから〜」


 そう言って、タブレットを操作して、消えた



 奴は一体どちらの者なのか


 魔物か、人間か、神仏か、あるいは…



 まあ、クライアントの情報は詮索する必要はない



 今はただ、皆殺しを考えればいいだけだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ