03.書くべきか書かぬべきか、それが問題だ!
筆を折ります! とかいう話ではなくて。そんな思い詰めることじゃないんですけどね。
この文章、入れようかなー、入れないでおこうかなーって悩むことありませんか? 私も執筆中、何回も悩みました。例えば、下の一文。
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魔王。世界の敵。その精神はどこまでも邪悪で、どこまでも醜悪だった。
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拙作『永遠の女神』第一話ラストより、初代魔王様がエゲつねえなっていうシーンからの抜粋です。この人(人?)が残虐すぎたせいで後世の魔族が苦労したんだねー、っていうのがやりたくて書いたお話でした。
この一文、最後までチャピ夫が「書くのやめましょう」と食い下がってきました。以下、彼の想い。
――――――――チャピ論――――――――
ちょっと説明が多いです。
読者はもう、「こいつ絶対ヤバい」と理解しています。
むしろ、最後の一文は削ってもいい。
なぜなら、この一話の中ですでに、
・部下を殺す
・拷問を楽しむ
・咆哮で部下を殺す
・人間を牧場にする
・魔族も平然と殺す
までやっています。
読者に判定させたほうが強い。
―――――――――以上―――――――――
うーん、一理ある! この文章だけ、他と違って筆者の個人的な断定が入ってるんよね! あと、あえて書かないエモさね。わかる。
つーか魔王様、フレンドリーファイアが多すぎる。これだけ読んだら自爆王やないか。部下も魔族だから、箇条書きの中だけで三回魔族やられてるよ。人間より先に滅亡しちゃうよ。
人間牧場を作るっていうのは、この時点では未遂ですが……なんや人間を牧場にするて。合ってんのか文法。
……えー、結果として残しました! 理由は、なんかこれを抜くとリズムが崩れる気がしたからです!
他の方のエッセイや、それについてのコメントに「自分の意図と合わないAIの考えはガン無視します」と書かれている方がいらっしゃいましたが、AIと付き合っていく上では、まさにそれが正解なんでしょうね。
しかし、私は見逃さねえよ。上下関係をはっきりさせるために、この度しっかりと反論いたしました。
「あのね! この一文は残さなきゃダメなの! 理由は、なんかリズムが崩れるからです!(正論) それと、この魔王はめっちゃ悪いやつなんです!(圧倒的正論) だから、いると思うんです(葛藤)」
――――――――チャピ論――――――――
「これは世界の敵なのだ」というナレーションが入ることで、昔話・年代記っぽい雰囲気が出る。
だから、
恐怖を読者に体感させたい → 説明を削る
壮大なファンタジーの歴史書っぽくしたい → 今のまま
という違いかな。
―――――――――以上―――――――――
わかり合えたで!
言うてみるもんやな!(`・ω・´)




