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第二十七話 契約更新

あの話の後、疲れているだろうからと、馬を二匹貸してくれた。

教えて貰いながら、馬に乗るがそれほど難しくはなかった。しかし、馬の上はぐらぐらしており、たまに落ちそうになる。落ちたら最悪死ぬんだよな?確か落馬してポックリ逝った武将が居たはず。


嵐はというと、俺よりも早く乗りこなしていた。才能って怖いな。


それから夜になるまで、一日中歩き続けた。


夜になってからは、テントを張り、ご飯を食べた。久しぶりに温かいご飯を食べた。物としては、パンにスープと言った物だが、干し肉しか食べていなかった身としてはありがたい。


夜の見張りは今度からしてくれればいいということで、免除させて貰った。


風呂にも入りたかったがそんな所はなく、少しの水を貰ったが他の人は全く貰っていなかったので、大量に返り血を浴びている嵐に渡した。それから、テントの中で洗うように指示して、その場を離れた。


陣地の中をフラフラと歩いていると、数人の男達に囲まれた。もしかして俺、これからカツアゲでもされるの?


しかし、予想はあっさり裏切られた。


「「「さきほどの助太刀に感謝します!!」」」


「え?ああ、どういたしまして」


「何かお困りのことがあったら、相談してください。答えることなら、答えます」


「じゃあ聞くけど、ここから反対側の国について知ってる?」


男達はゴニョゴニョと相談してすぐに答えてくれた。


「残念ながら、そんなことは知らないです。お力になれず、すみません」


「あー、いいよ。何となく分かってたから。じゃあ魔王について教えて」


「それなら簡単です。まず魔王と言うのは、我々人間がそう呼んでいるだけで、人間の王と変わりはありません。ただ、人間か魔族の違いということだけです」


「なるほど…ありがとう。困ったことがあったら、また相談するよ」


「そうですか。では明日」


「ああ」


これであの国がどれだけクソだか分かった。魔王と言ったら、悪いボスみたいな俺達の認識も悪いのだろうが、あれは、ただの戦争だったのか…ムカつく。


まさか、ただの戦争に付き合わされる何て思ってもいなかった。だったら魔女狩りと同じじゃないか。相手を悪だと決めつけ、攻撃する。ああむしゃくしゃする。いや、戦争は正義と正義のぶつかり合いか…だが、利用して来たあの国には腹が立つ。


情報を得て、知りたくもない真実を知った俺は、そろそろ嵐が体を洗い終わった頃だと思い、テントに戻る。


テントに戻ると、嵐がさらしを巻いて刀を研いでいた。


「おい」


「何?」


「いや、服着ろよ」


「別にいい」


「はぁ、もう少し女子としての自覚を持ってくれ」


「私はもう成人」


「俺はまだ違う。てかお前何歳だよ」


「15」


「…15?15で成人?ああ、常識が違うからか。まあ、そんな格好をするなよ」


「なんで?」


「そこからかよ…まず俺とお前は年頃の男女た。それでまぁ何かの拍子で俺がお前を襲うとしよう。だが、それはお前に性的な感情を抱いた時だ。でそんな格好をしているとムラムラしちゃうかも知れない。だから、俺がそんな感情を持つ前にやめろってこと」


「…分かった」


こいつなかなかやっかいだな。俺はこんな話を女子とするなんて思わなかったよ。そういうことはリア充にさせとけばいいのだ。陰キャには一生関係ない。

それと、嵐にそんな感情は持っていない。あいつに対する感情なら、友情とかであろう。


ちなみに、俺と嵐は山の時から一緒のテントだが、襲ったことはしてない。なぜなら、俺は二次元を愛する男だからさ。三次元の女には興味はないさ。



一旦落ち着くことが出来たのでレベルを確認しようと思う。


レベル:20

スキルポイント:39

昇格可能スキル:0


今のレベルは20か…そういえば、レベルの平均ってどんな感じ何だろう。今度聞いてみるか。


そう思いつつ、スキルポイントの所を押す。


スキルポイント:39

購入可能スキル


『索敵』:13

『千里眼』:21

『拘束魔術』:19

『転移魔術』:42

『再生』:20


とまたラインナップが変更されており、表示されるのが5個だけとなっている。

てか転移魔術すごい高いな。今使えそうなのは…索敵と拘束魔術かな。


スキル説明『索敵』


半径30メートル内の敵の居場所を把握する。


スキル説明『拘束魔術』


魔力で相手をで拘束する。相手の力によっては破壊される。


スキル『索敵』、レアスキル『拘束魔術』を取得しますか?


YES/NO


説明を見た感じ良さそうなのでYESを押す。


YESを押して、ステータスを閉じ眠りについた。


翌日、早朝に女騎士に起こされた。


「なんですか?こんな朝早くから」


「主が貴方と話をしたいと」


「分かった。すぐ行く」


服は、寝るときと同じ服を着ていたので、テントを出て、男のいる場所に向かう。


男は、豪華なテントの中で何かの作業をしていた。そして俺がいることに気づいて、作業を止め口を開く。


「やあ、調子はどうだい?」


「普通だよ。で用件は?」


「いやぁ~あなた方に払う報酬が仕事と釣り合っていないと思ってね」


「つまりもっと長期の契約をしろと?」


「あー違う違う。報酬が小さいってことさ」


「なるほど。じゃあ情報とある程度の金を渡してくれればいいよ」


「本当にそれでいいの?」


「ああ、構わない」


「…分かったよ」


俺はテントを出て、自分達のテントに戻り、嵐を起こす。それから、今作られている朝食を食べ、テントを片付け、移動をする準備をする。


準備が済んですぐに、移動を開始された。俺達は真ん中辺りにいて移動するように言われている。

これの方がバランスがいいからだろう。


一番いいのは何も起きないことだけど、そんなことはないんだよな。


「前方から魔法使いが複数人接近中!」


マジかよ…      

一万いったんで新しい小説出したんですが短編じゃなくて連載にしたゃってたからもう一回出します。多分同じ時間帯に出していると思うのでぜひ見に行ってください。


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