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クラスごと異世界転移されましたが今後の事を考えて脱走することにしました  作者: イプシロン・モッド
第三章 地下都市編
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第二十話 久しぶりのスキル

隠し部屋の入口に来たが、ちゃんと中に入れてホッとした。とりあえず、少女がいた場所に行ったが、ゾンビは一体も見ず、また少女の姿もなかった。ゾンビを一体も見なかったのが怖いが、少女を見なかったのは、安心した。先に進んでいくと、ある石碑が目に入った。ゲームだとこういうのが、ここから先が何か分かるんだよな。

そう思い、石碑を見る。そこに書かれていたのは「この先、邪悪なモノが封印されし場所。直ちに、引き返す事を、願う。ただし、何かしらの危機があるのならば、進むといい、それが希望となるだろう」

ここって、なんかの試練場なの?それにしては、隠されていたしな。それと、邪悪なモノって何だろう?呪具とかかな。それとも、プ○ーガみたいなやつかな。どちらにしろ、まずいモノだろう。使う気はしないな。


さらに先に進んでいくと、別の石碑があった。書いてある内容は、「この先、王族の聖域なり、害する者、退去せよ、進めば、初代国王によって正義の鉄槌が下されるであろう」だった。簡単に言うと、ここから進むなって事だろ?他に希望はないんだ。進むしかない。

直ぐに石碑を超えて行った。何かゾワッとしたが、気のせいだろう。


そして、何かの入口に到着した。入口は階段になっており、苔が生えていて、慎重に下りないと滑りそうである。俺は慎重に下りたが、嵐が滑ってコケた。


中に入ると、そこは迷路になっていた。天井には光が付いていた。攻略するのに、結構な時間がかかりそうだ。確か右側の法則だっけ?とりあえず、右側に沿って進んでいこう。

通路はそんなに狭くなく、3メートルはあった。これなら、剣を振り回しても大丈夫そうだ。


「嵐。ここって何だと思う?」


「私は石版の文字は読めなかったけど、貴方が言うとおりなら、ここは墓か何かが封印されている場所、もしくは脱出ルート」


「脱出ルートの理由を聞いても?」


「危機があったら希望となりえるものがある、王族の聖域。これは、王族が追われた時の脱出用の道があるという事だと、その結論に行き着いた」


「なるほど…この迷路いつまで続くのだろうか、分かる?」


「分かる訳がない。…止まって角の先に敵がいる」


「何体だ?」


「10体ほど、人型の類」


「了解」


俺は剣を抜いて、そっと角の先を見る。そこにいたのは、何と…甲冑を着た兵士であった。


「お前、あれ冒険者とかじゃないの?」


「違う。生き物の匂いがしない」


今回も、『現夢』が使えないのかよ。あれもスケルトンと同じ類かな?鎧が骨みたいな。まあ鎧を壊せはいいのか。


「あれってさ、頭おもいっきり叩いたら、寄生虫とか出て来ないよね?」


「?生き物の匂いはしないって言ったよ」


「そっか。ゴメン。ところで使えるスキルは?」


「『加速』『見切り』『カウンター』だけ」


「ありがと。よしじゃあ、突っ込むぞ」


俺が最初に出て、次に嵐が出る。甲冑を来た奴らが俺達の存在に気付いたが、スキルの影響なのか、既に懐に入っている。

次の瞬間。先頭の奴が、嵐の刀によって、頭から真っ二つにされた。続けて嵐は3体の胴体をまとめて斬った。そこで一旦、後ろに下がってきた。


こいつかなり危ない戦法を取るな。まあ結果が良ければ、別にいいけど。


次に俺が、兵士の両手を落とした。剣を持てない事による無力化を俺は目指しているのだ。そして、両手を切り落とした兵士を蹴ろうとしたが、重過ぎて俺が、吹っ飛びそうになった。


「めんどくさい敵だな」


「魔獣は全部こんなもん」


「はえー」


会話が終わった頃には、兵士は全員無力化していた。これなら嵐に戦闘全部任しちゃっても問題ないよね。まあ、冗談だけど。


「にしても、何でこいつらは、中身がないのに、甲冑着てんだ?」


「甲冑に魂が付いたから」


「なるほど」


甲冑をバラバラにしてから、進むのを再開した。

なんか最近確認してないものがあった気がするのだが…あっレベルを確認してないや。

ステータスと小さく呟き、欄を見る。


レベル13

スキルポイント:50

昇級可能スキル:0


となっていた。レベルが10も上がっているのは、流石にバグじゃないかと疑ったが、バグではなさそうだ。

スキルポイントが大量にあるし、物理型のスキルが欲しいかな。

そう思い、スキルポイントのところを押す。


スキルポイント:50

購入可能スキル


『止血』:9

『投げナイフ』:7

『不知火』:15

『ライトニング』:12

『爆式付与』:18

等、ラインナップが変更されていた。爆式付与とかいうなんか凄そうなスキルがあるんですが、ナイフ今たくさん持ってるし、投げナイフのスキルは取ってもいいかもしれん。でも、全部は取れないな。じゃあ、不知火は外すか。


レアスキル『止血』、スキル『投げナイフ』、コモンスキル『ライトニング』、ユニークスキル『爆式付与』を購入しますか? YES/NO


直ぐに、YESを押した。名前である程度効果は分かるので、『爆式付与』以外の説明は読まなかった。


スキル説明欄『爆式付与』


時限式、もしくは手動式で爆発する効果を物に付ける。爆発の威力は調整可能。


投げナイフとかと組み合わせたら、強そうだな。

とりあえず、これで、物理型のスキルを扱えるようになった。


さっきの鎧とかに試して見たいが、こういう時に、見つからないんだよな。とりあえず、探索を続けよう。    

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