第85話〜会議〜
エキドナは過去を振り返っていた。
自分も魔法使えればと……
かつての主、魔皇ネロに恨みも、怒りも何も無い。
が、今となったら魔法を使えなくされて悲しい気持ちもネロにあった。
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俺達は、エキドナから魔法の説明を受けてレオンたちの元へ戻り今後の方針を決める会議を始めた。
俺の魔術が使えなくなった影に隠れていたが、レオンもスキルを大幅強化していた。
画竜点睛によって……
そう、エキドナも画竜点睛を使用出来るのだ。もっとも使える権能は零の劣化版と少しの能力だけだが……
それでも画竜点睛の権能合成によってレオンのスキルを強化していたのであった。
名は、希望之王。元々の仲間の思いを力へ変えるスキルを軸に創られたのであるが、肉体の強化とスキルの改善により、レオンへの負荷が零となる。
さらに、その場にいるだけで仲間全員への魔術、魔法への耐性。また、魔術強化、反射神経強化、幸運強化など格上でもそれなりに戦えるようになるとんでもない異常者。
そして、仲間との意識共有の能力も健在である。
スキルとしては最強の部類に入る、究極能力である。
まぁ、レオンの話はここまでにしといてここからは俺たちの方針の話だ。
「改めてまず零。無事に戻ってきてくれてありがとう。」
「まぁ無事ではないがな」
ちょっとした笑いも生まれるが、すぐに真面目な表情に戻る。
そしてレオンが、
「再度聞くが零、本当に彼の国らを破壊したのか?」
「あぁ、後悔もなんもないぞ」
レオン配下もここまでは知っている。
「今ここにしっかりと宣言する。俺は、人間含む知性のある生物を文明ごと俺は破壊する。」
レオンは驚きの表情を浮かべる。が、すぐに心を落ち着かせる。しかし、レオン配下は驚きの表情を隠せていなかった。
「まぁ、落ち着いて聞いてくれ。この理想を話すためには、私の?いや俺の過去を教えなければいけない。」
(なんで私って言ったんだろうか?)
俺は、心に浮かんだ疑問は特に気にしず、転生してからの過去を話した。
「が、俺の人生だ。でもこれだけじゃ納得できないよな。」
レオン、そして配下たちも頷く。
「俺は、すでに一度死んでいる。いわゆる転生ってやつだな。」
またも周りの全員が驚く。ソフィアでさえも……
「そこでもやっぱり似たようなこと、いやあれを似たって言うのはずるだな。」
俺は、別世界に生きていたことも、今まで受けていたことも全て話した。
「これが俺が、国を破壊している理由。まぁ嫌なら俺を殺してくれ。無論抵抗はするが……それでも着いてきてくれるなら、協力して欲しい。」
ブツブツと周りと配下たちは話し始める。
するとレオンが、
「ちょっと待て。それは本当に……」
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