第84話〜竜と感情無き少女、そして悪魔〜
本日竜と感情無き少女完結です。
すみませんまた話数間違えてました。
「よく反応したな、1番、2番と2人で娘を殺れ。この竜種存外楽しめそうだ。3番、4番、五番。お前たちは私と共に竜種を殺るぞ。残りのものは後方支援と残党狩りだ!」
「団長殿の仰せの通りに!」
シーラの背後に回っていたのは、この軍団の隊長。
名はゼス。ちなみに生き残ったもの達は軍団の中でも特別視されており、1番のガルドを筆頭に、ベガ、キラ、セラの順番で強さの順位が決まっている。
つまり、番号は強さを表すもの。
ちなみに数字持ちはこの15人だけ。
そもそもこの精鋭15名だけで、メンバーは事足りているのだ。だから仲間の死に何も思わない。
つまり彼らになんの絆もなく、ただ戦争のために集められた兵たちなのだ。
話は戻り戦闘
現在シノンに、1番、2番の二人がかりで攻めており、シノンは得意の魔法で向かい打つが、未だに有能打を見つけれずにいたシノン。
そのため依然として敵の有利な状況が変わらないのだ。
対してシーナは、竜化により広範囲の攻撃が可能になったため、複数相手でも人型とは比較にならないくらいに戦えていた。
だが、竜化したからと言って勝てる訳では無い。
シーナだけが体力を削られる状況であった。
そういう状況のなか、さらにシノン、シーナたちを苦しめる事態が襲う。それは闇だ。
普通の闇は攻撃、防御などに用いられる優秀なものなのだが、この魔人たちが使う闇は、自分達でさえ傷つく可能性がある有害な毒であった。
それをシノンに試すが避けられかいくぐられる。
が、シーナは竜化しているため避ける術がない。そこらじゅう闇に汚染されて、苦しみだす。
「シ……ノ・・・ン……」
シーナが苦しそうに、シノンの名を呼ぶ……
(シーナ……)
(シーナ…シーナ、シーナ!)
心になかったはずの感情が彼女に生まれる。くしくも親友のピンチで……
本当は楽しいときに戻って欲しかっただろう……
今、シノンの心にはかつて秘めていた感情が戻った。
さらに、その影響か閉ざしていたものも同時に解き放つ。
(魔力全開放!!)
魔に属するものが、本来出せるはずでは無い光の属性を発動する。全身いや、そのまわりを包むように光のオーラが発生する。大きさだけで言えば竜化しているシーナを上回る。
「なんだこの魔力は……」
団長ゼスは驚愕のあまり声をあげる。
そう、シノンは実はうちに秘めたる魔力は依然の比では無いほどにあった。それも底が見えないほどに……
「冷静なれ!魔力がいくら多かろうが私たちの敵ではない!」
団長ゼスは驚いていた魔人たちを正気に戻す。
(シノン……)
苦しみの中シーナは涙を流す。
「あれで終わらせるぞ。」
「魔力を私に渡せ」
団員は手をあげ魔力をゼスに渡す。ゼスがそして魔法を唱えようと、手を重ね積層型魔法陣を創造する。
「聖魔暴走壊滅!!」
魔法陣から破壊の光線が放たれる。対象はもちろんシノン。
「魔導光線!」
シノンも最大威力で向かいうとうとするが、発動後何故か意識が飛ぶ……
気がついたら自分の体は血だらけで、他のもの達は黒焦げで死んでいた。
そしてシーナは……
と思った瞬間、瞼が重くいや、体全身が重くなった。そのままシノンは起きることも無いまま深く覚めることのない眠りについてしまった……
最後の願いは、
(シーナにまた必ず会う……)
その後シーナは毒も解け目覚め、シノンの遺体を見た。そのごは理性を失い破壊の限りを尽くした。
そして出会ったのが魔皇ネロに出会い理性を取り戻したが、その時同時に力を封じられた。そしてネロ配下に邪悪という意味のエキドナと名付けられた。
今でも新たな名のエキドナを名乗るのはシノンを忘れるためであろうか?はたまたネロに心酔していたからだろうか?
真相はエキドナ本人、いや本人にも今では分からないだろう。真相は闇の中……
そしてシノンもその願いが叶ったかのように、今現在エキドナに……
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「ボクはリリス、あなたはエキドナさん?ちゃん?」
竜と感情無き少女 終わり
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