第50話〜友人〜
まずいな。思ったより許容限界が近い。
だからといってここでスキルを解除するのはまずいな、
そんなときレオンはあるひとりの友人を思い浮かべる。
こういうとき、零ならどうする?
レオンは零との地力の差がはるかに違うことを理解していた。
だが、レオンは統一派の統率者である。
例え自分が苦しくとも仲間のために私情を押し殺して今までやってきた。
そんなある日あの男が現れた。
零だ。
零は魔力を封じ込めていたが、レオンの観察眼で、すぐに仲間に入れたいと人目見ただけで察知していた。
あの質問は零の実力などを測りたかった訳では無い。
零の中身、その内面についてを本人の口から聞いてみたかった。そして、零の内面に触れたのち、共に共闘してレオン軍が悪魔軍に蹂躙されることは防げた。レオンは賢いのである。
そんなレオンが導きだした答えは、零の戦い方を横目でおっていたレオンはその敵の背後をとり後ろから敵を倒す方法にこの戦いの正気を見出した。
仲間から受け取っている魔力、力を自分のすばやさだけに込める。
擬似的に零の瞬間移動をしようとしている。
そしてレオンは高速で移動し悪魔を撹乱する。
背後を取るだけでは対応されると思ったレオンの対応策は、動く前から決まっていた。
それは正面から悪魔に突撃し、悪魔の眼に意味のない打撃、物理攻撃を仕掛け悪魔の視界を狭窄にする。
物理攻撃が効かないというのはすなわち実体ではないと踏んだレオンは、眼に打撃を加えたあと悪魔の体の中を通り、背後をとって細剣で一刀両断。
細剣でこの威力を出せるのはレオンの、いや勇者のスキルであるからだろう。
レオンは悪魔を倒したあとも警戒を怠らずすぐ、自分よりも強き者、零のもとへ向かう。
ここからはレオンと零のタッグを組んで戦う。
さらに後方からはエキドナの魔術攻撃が、果たして悪魔と零の運命は……
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