第47話〜レオンの力〜
「零、彼らに任せていいの?人間よ、悪魔たちに無様に殺されるじゃないかしら。」
「普通ならな、だけどレオンにはヘルドが持ってたスキルと似ている軍隊の強化スキルがある、それに俺の英雄王を上乗せする。これでまぁ悪魔とトントンくらいじゃないか?」
「そう、ソフィアも起こして強化魔術でもかけてもらうのがいいかしらね。」
「今は、無理に起こさなくていい、そのために俺がいる。」
「私はどうする?」
「ソフィアに防御結界をはったら俺と一緒に戦ってくれ。」
「ゾクゾクするわね。」
ちょっとこの女、俺と戦った時もそうだったらしいが戦闘狂なところがあるな。ひぇ〜。
「聖虚剣」
「知らないのかしら?零、上位悪魔に物理攻撃は効かないわよ。」
やべ、恥ずかしい。とりあえず言い訳を……
「下位の悪魔をじゅ、準備体操で倒そうかな〜……って」
「さすが零ね」
あぶねぇ〜。
俺たちはちょっとした茶番を挟みながら目の前の敵に意識を向ける。
「破壊砲」
これに耐えられるものだけでも強者と弱者が選別できるだろう。
俺は辺り1面に破壊砲を放った。
するとレオンが、
「我が軍はここまでのようだな。すぐだったが、」
(全兵撤退!!)
「レオンは帰らないのか?」
「零ほどとはいわないがこの悪魔共とはそこそこやり合えると思うぞ……」
そうするとレオンの体が赤く光り、蒸気が出ていた。
「この俺に敗北なし……」
「敵を殲滅するのみ……」
そうレオンは唱えると装備が変わり赤いマントを羽織り白や黒の衣装をさらに光の粒子が集まり白馬へと姿を変える。
そしてどこか人が変わったように感じるそのレオンの口からはひとつひとつの言葉に魔力が込められ俺の脳内にレオンの敵を殲滅するという強い意志が感じられた。
「零……準備は……できた。行くぞ…」
怖ッ!人格変わってるし。
「無理だけはするなよレオン。」
「早くしてくれ……あまり長くはもたん。」
「細剣召喚……」
そう言ってレオンは光の粒子で細剣を作った。
「お前、細剣使うのか?」
「悪いが後にしてくれ、俺の力が……」
するとまた蒸気を発し赤くレオンの体が染まる。
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