第41話〜依頼〜
「零殿、レオン様がお呼びです。」
「今行く。」
俺たちはこの統一派の人たちとちゃくちゃくと馴染んでいった。
「呼び出して悪いね、零」
「今回は他でもない君にしか頼めない依頼だ。」
「それは?」
「侵略戦争派の戦力を確認してきてくれ、次の戦で奴らを討つ。」
「もっと待たなくていいのか?」
「零、もう私たちはそろそろ安息が欲しいのだ。そして君のような人材に出会えたから。」
「わかった、だが今回は、ソフィアに行かせよう!」
「え?」
「え?」
「え?」
「え〜!!」
「なんで?なんで?レイが行ってよ」
「だって存在隠蔽とかを使えるのはソフィアしかいないだろ、適任じゃないか。」
「う〜ん、何も言い返せない。」
ちょっと論争に弱すぎるな、ソフィアはちょっと馬鹿なのか?
「まぁそうゆうことで頼むよ」
「レオンもいいだろ?」
「わかった、許可する」
「ソフィア、くれぐれも気をつけろよ。」
「うん、わかったよ!」
なんで私が〜。
こうして私は存在隠蔽を駆使して敵陣営に潜り込んだ。
え〜と、あの人がエマヌエーレ・べニートかな?
1番豪華そうな格好した男、周りにその護衛が4人着いていた。
そこに、
「お久しぶりです、エマヌエーレ・べニート殿。」
「こちらこそお久しぶりです、アガレス公。」
何あの人?なんか耳長いし、ちょっと悪そうな感じ肌も青いし、気持ち悪。
そこから彼らは長々と1時間ほど会議をしていた。
「エマヌエーレ殿、ちょっとよろしいですか?」
「もちろんでございます。」
その瞬間アガレスという者が消えた。
「さっきから君は何をしているのかな?」
「え?」
思わず声が出てしまった。何せ一瞬で背後を取られた。
「最初から気づいてましたけどね。」
「こ、こいつは?」
「アガレス公、何を?」
「エマヌエーレ殿こやつは私たちの話を愚かにも盗聴していたのです。」
「目的は?」
「言わない!」
"パァン"
「吐きなさい、早く。」
その後の記憶はあんまりない。
ずっと拷問されていた。
レイに助けてもらう前の私のように道具のように酷い扱いを受けていた。
「目的を言わないと殺しますよ。」
「目的…は…」
「あなたの軍の……調査を依頼されました。」
とても嘘なんかつけなかった。怖い。痛い。それから逃れるべく全てを吐いた。
レイ、助けて……
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