第19話〜憤怒之王〜
(熱い、なんだこの痛みは……)
(ドクッ、ドクッドクドクドク)
自分の頭にある言葉が浮かぶ。
ー殺す
ー許さない
ー死ね
ー死ね
ー死ね……
数々の怨念や俺への恨みが俺の頭の中に響く。
そして、俺の頭の中にある2人の人物が俺を殺そうとしている明確なイメージ、情景が浮かぶ。
イーリスと国王だ。朧気だが思い出した。俺がこいつらを殺したこと。喰らったこと。
俺はこの時こう思った。
"殺される気持ちはこんな感じなのだと"
誰しもが殺された人の思いどんなことを思いその命を落としたのかは分からない。誰しもが空想でこういう気持ちなんだろうと考えているだろう。
人を殺せばその殺意は自分に返ってくる。そういった殺意が争いを産み別の争いを産む。
俺が殺したのはイーリスや国王だけでは無い。この2人
は確かに俺を貶め悪事に働こうとした。だけど、他の騎士たちはそうではなかったのかもしれない、なんだろう。村の奴らを殺した時は、ただ心の中の蟠りが解けてどこか解放感を感じた、でも善とも悪とも分からない人を殺すのは心が痛む。
俺はおかしなことを言っているのかもしれない。
魔物にも理性がありただ自分の仲間を守りたかっただけなのかもしれない。だけど、俺は殺しても悲しみも何も無い。同種を殺すのにこれだけ胸が痛むとは……
俺はこんなことを考えていたが、自分の信念を曲げるつもりはない、このまま力を付けて全生命を殺し尽くす。善悪なんて関係がない。善人も善い心を持っているだけで何も成せていないのだから。
俺は壊す…この世界を……
そう決意が固まったとき俺の胸の痛みはなくなり代わりに、
(憤怒之王を獲得しました。)
(画竜点睛を獲得しました。)
2個もスキルを???
どういうスキルだ?
憤怒之王・・・憤怒之力、魔力解放、
限界突破、法則支配、怒之変換、etc.
画竜点睛・・・古竜同化、古竜召喚、命喰、権能合成、???
だそうだ、なんか竜と同化しただけで強化しすぎて困るな。
憤怒之王は竜と同化している間に喰らった者のスキルや怒り、そういったものが混ざり混ざってできたスキルだそう。画竜点睛は竜の固有スキルが俺と融合したことで強化されてような感じだ。
「レイ!私ね、スキルがどんなのかわかったの!」
「純愛之王はね、私の感情で力が強くなるスキルなんだよ!」
なんか、似てるな、でもソフィアすごいな。生まれたときから俺が手に入れたようなスキルを持っているだなんて。
「すごいな、ソフィア!」
「そうでしょ〜」
「おっと、そういえば再会したばかりで話は沢山したいけど逃げなきゃね、ここから」
「行くよ、ソフィア」
「うん!」
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ステータス
名前、零 年齢18歳
魔術火属性、水属性+氷属性、風属性、地属性
混合魔術etc.
保有スキル
思念・・・思考加速
思念創造、言語理解
超再生・・・身体再生、魔素吸収、体力回復、疲労軽減、エネルギー効率
憤怒之王・・・憤怒之力、魔力解放、
限界突破、法則支配、怒之変換、etc.
画竜点睛・・・古竜同化、古竜召喚、命喰、権能合成、???
名前ソフィア 年齢14歳
魔術、補助魔術、防御魔術etc.
保有スキル
純愛之王・・・支配解除、精神操作、親愛之力、感情強化
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いつも見て下さりありがとうございます。
誤字脱字報告してくださると幸いです。
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スキルの名前は超再生以外は全部今のところ意味があります。どちらかと言うと漢字ではなく読みの方に意味があります。お時間がありましたら調べて見てください。また、24時間毎時間投稿のため1日おやすみさせていただくかも知れません。また、今回はたくさんの伏線を貼りましたこの回を覚えておくといいかも知れません。




