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"ワールドブレイカー"  作者: はっちー
1人じゃなくて、2人で……
18/96

第17話〜エイル〜

「ねぇ!答えてよレイ!レイなんでしょ!」


「コワ……ス、オレヲ、ジャ・・マす、る…ナ」


もはやゼロの姿は人間ではなく竜を模した人、竜人とでも呼ぶべき存在になっていた。


「ゥガァァァ!!」


ゼロは今理性を完全に失っている。己が宿す

信念、世界を壊す、ただそれだけ、ゼロが持つ復讐心、怒り、嘆き、それら全てが全面に出た

破壊のデストロイとっなっている。


今のゼロにはソフィアを認識することもできない。ただの敵、もしくはゼロの怒りによって埋め尽くされ、敵という概念すらないのかもしれない。


ソフィアも無防備ではいられないと戦闘の準備をした。


ゼロも竜の本能が無意識下で出ていてソフィアを敵と認識したようだ。また、強さも同時に読み取っているため、ゼロはソフィアをじっくりと観察していた。

観察しているのはゼロだけでは無い、ソフィアもだ。普通のゼロとも戦って勝てる確率が0%なのに、と考えていたが、今理性を失っていてゼロ本来の実力が出せない、と踏み自分を奮い立たせた。


互いに観察しあいどちら動かない。この間約30秒。

先に動いたのは、


ゼロだ。


今までのゼロの数倍という速さで動きソフィアをその拳1つで仕留めようとした。だが、ソフィアも負けじと反応しかすりはするが、避ける。


ソフィアも反撃に出る。ゼロから貰った、

明星双銃クレセントガンゼロを打つ。


ゼロは動かなかった。避けれなかったのではなく、避ける必要がなかった。竜の鱗がゼロの魔力で補強されさらに硬くなっていた。


だか、こんなので諦めるソフィアではない。

ゼロは"壊す"という信念のもと動き、ソフィアは"助ける"という信念のもと動いていた。


でもゼロにはダメージが入らない。

助ける、助ける、助ける、そんな思いがソフィアを強くそして、ゼロに立ち向かう勇気を、

圧倒的であったゼロとの力の差がだんだんと小さくなっていく。



ソフィアは攻撃が通用しなくても助けるという思い、

ゼロへの感謝、愛その心が今形となって繋がった。霞がかかったように理解出来ていなかった、

"エイル"というスキルそれがソフィア中で霞が晴れ、



純愛之王エイルへと、



以前のソフィアでは比べ物にならないくらい強くなった。ゼロの方が強かったはずが今のソフィアには純愛之王エイルがある。負けていたはずのソフィアが一気に有利に、そして、

いつも見て下さりありがとうございます。

誤字脱字報告してくださると幸いです。

ブックマークに登録、評価、感想を書いてくださると嬉しいです。

純愛之王はその名前が能力に関係しています。あ、エイルの方です。調べてみると分かるかも知れません。

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