第11話〜騎士団〜
俺たちは魔物狩りをいつも通りしていた。
「ソフィア、もっと頭を狙って、1発で仕留めるように」
「は〜い」
「パチパチ」
「素晴らしいです。」
俺らが魔物狩りをしているところに1人の鎧を纏った、男が現れた。
「虚剣」
俺は剣を構えた。
「何者だ?」
ソフィアは存在隠蔽を使い姿を隠し、弓の焦点をやつの頭部に定める。
「おっと、おっとやめてくれ」
男は両手に手を挙げた。
「何者か答えろ」
「名乗る程の者ではありませんが一応この街の騎士をしているイーリスと申します。」
「そうか、何用だ?」
「最近ここらの魔物の数が減っていてどうしたことかと思って調査に来ただけです。そうしたら貴方のような強者に出会った。それだけですよ」
この男食えないな……殺される可能性もあるのに、こんなヘラヘラしているのは……逃げる算段でもあるのか?
そう思うほどこの男には余裕が見られた。
「なんでもその剣、無詠唱で創造するなど、剣術だけでなく魔術にも才があるとなると私たちの騎士団でも上位の実力、是非とも私共の騎士団にお力添えして頂きたい。」
まぁ内部に入り込むのは悪くないな、
「いいだろう」
「ソフィア、出てきていいぞ」
「は〜い」
「これはこれは、お連れ様がいらしたのですね。」
「彼女も俺がその実力者というなら上位の実力者であると思うぞ」
これは言ってもいい、騎士団の力を見積もっても俺たちは不利にならないしな。
「左様ですか。その・・・ソフィア殿といいましたか。是非ともソフィア殿も騎士団へ」
「いいですよ〜」
「ところで貴方様の名前は?」
「零だ、よろしくな」
「よろしくお願い致します。」
「ところでイーリス」
「なんでしょうか?」
「俺たちを呼んだ理由は?ここら辺の魔物はさほど強くないだろ。少なくともイーリス、お前が手こずる相手はそうそういないと思うぞ。」
ふと浮かんだ疑問をイーリスに問う。
「零殿の言う通りここらの魔物にそんな強力な魔物はいません。しかし、最近この街の北東で竜の魔力を観測致しました。竜相手だと、私達の騎士団の被害が想定できません。」
「なので1人でも多くの強者を集めたいと言うことです。」
「なるほどな」
(これは好都合、竜で俺の強化にも繋がるし何より竜を利用さえすれば……)
「お前の騎士団へ案内してくれ」
「かしこまりました。」
こうして俺たちは簡単に街の内部への侵入ができたのだ。
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