第10話〜私の力〜
「俺の勝ちだ!」
「まだ終わってないよ、レイ」
「複合魔術・状態異常!!」
ソフィアがそう唱えた瞬間、俺の体が重くなりソフィアがぼやけて見える、そして重度の眠気、これは?
「私が創ったんだよ〜!」
「回復魔術を反転させて状態異常を付ける魔術それが状態異常!」
「私の勝ちだよ!レ〜イ」
状態異常か……風刃守護でも意味はなかっただろうな、
(クソなにか打つ手は、とりあえずこれで……)
「閃光爆破」
マグネシウムを燃やした、閃光弾だ、これで距離をとって、
「超再生!!」
体の再生に意識を注ぐ、俺は超再生で、何とか動けるようになり、最後の秘策に出た。
「強制強化」
火属性魔術で熱を筋肉に与えて、風属性魔術でスピードと心臓の鼓動を速くさせる。俺が攻撃魔術なしで放てる最大の手段、右手と右足に熱を集めて、俺は攻撃態勢に入った。ソフィアは俺と離れた位置にいるが関係ない。風圧だけでいい。
(ぶっ飛ばす!!)
「解除弾」
ソフィアもなんかあった時のために一応準備をして、俺は狙いをソフィアの胸に狙いを定めて拳を放った。そして、とても人間の拳から発せられる風圧とは思えないほどの風圧がソフィアを襲う。そしてソフィアも解除弾を打つがもう遅い。俺の攻撃は魔術じゃないし弾も弾き飛ばされる。
ソフィアは俺の攻撃で気絶したようだ。その時俺にかかっている状態異常が解け通常通り動けるようになった。
(戦いをやっと覚えた女の子にハンデありでもこんなんじゃとてもこれから勝ってけないな。)
そう思いながら俺はソフィアを抱えて拠点に戻り模擬戦の傷を癒した。
「あとも〜う少しだったのに」
「俺も危なかった。この前とは別人だな。」
「レイが教えてくれたんだもん!」
「そうか、そうかありがとう」
(とは言えさすがに成長スピードが早い。スキルの効果を早めに調べないと……)
こうして俺とソフィアの初めての戦闘が終わった。
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「実験は順調か?」
「はい。陛下、順調にこの化け物の解析が進んでおります。」
「このままいけば隷属させるのも夢ではないかと。」
「そうか、もう1つの実験はどうなんだ?」
「こちらの実験に関してはもう最終段階に入っており、戦力として数えていいかと。」
「フハハハハハッ!」
「そうか、そうか期待しているぞ」
「は!」
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俺とソフィアはいつも通り魔物討伐をしてスキルの強化、魔術の訓練をしていた。
「ねぇねぇ〜レイ〜」
「どうした?魔物狩りが不満か?」
「いやそうじゃなくてレイも一緒に魔物倒そ〜よ〜」
「わかったよ、この魔術だけ完成させたら俺も行こう。」
「うん!」
俺はそう言って新しい魔術を創っていた。
「この魔術さえあれば!」
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