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あの子を落とせ〜わがまま少女編⑥〜


 俺、佐藤篤樹さとう あつきは今、家のお布団にくるまって寝転がっています。


 空の太陽も西へと徐々に落ちて行こうとしております。


 ユキはというと、俺のお腹の上で寝ておりますね。

 やっぱり猫は寝子って言いますからね。


 俺もこんな毎日が送りたいですね……



 そんなところにお母さんが仕事を終えて帰ってきました。

 やっと帰ってきてくれたよ!

 暇だったから、父さんの持ってる漫画も読んでたりして。


「ただいま〜〜! あっくん……ごめんね〜1人にしちゃって……お熱はもう無い?」


「うん! もう大丈夫だよ〜おかあさん!」


  俺は今日は仮病を使って、保育園を休んだわけだから、熱などあるはずがない……


 だが、朝には熱があった。

 まぁ、微熱なんだけどね……


 そのカラクリはこうだ。

 俺は【身体操作】を使い、体温を上げといてたのである。


 今は元に戻しているので、大丈夫だ。


  本当にこのスキル便利だよな。


 本気で俺のことを心配してくれるお母さん。

 本当にいい女だ。おっぱいも大きいし。エッチだしね。まぁ、もう俺のものだけど……


 父さんには申し訳ないけども……




 明日からは保育園に行こう。なんせ、今はすこぶる気分が良い。お母さんに心配かけさせるわけにはいかないからね……


 1日の療養で心もだいぶ回復したしね


 よし! 今日は最後の心療としてお母さんのおっぱいを揉んで寝よう!


 この決意はいらない気がするのだが……


 母さんのおっぱいから俺に凄まじいほどのエネルギーが流れ込んできている……



 おぉぉぉ! これは…………




 俺はこの日ぐっすりと眠ることができた。

 昨日の悩みなんて嘘みたい。

 

 おっぱいあっぱれ恐るべし。




 再び太陽が山際から顔を出し、人々が活動を始めようとする朝。俺は布団からスッキリした様子で体を起こした。


 保育園に行く身支度を済ませた。


 よし! 今日からはがんばろう!

 いっぱい休んだしね!


 


 俺は母さんと一緒によもぎ保育園へと向かった。


「おかあさん! 今日もおしごとがんばってね!」


「うん! あっくんもいい子にしててね〜」


 チュッ!


 いつもの別れの挨拶を済ませ、俺は所属するライオン組へと向かった。


「あっ! はるせんせいー! おはようございます!」


「あつきくん。おはよう。もう元気になったのかな」


「せんせい、もうバッチしオーケーだよ」


「もぉ! あつきくん! 元気になったからって、いきなりおっぱいを揉まないで!」


「いいじゃーん! せんせー柔らか〜い」


  俺は春先生の元へと飛び込んで、はるせんせいのおっぱいを揉む。


 はぁ……今日も一段と柔らかいな……

 なにか秘訣でもあるのかな? 

 先生待っててね! いつか俺が先生をメロメロにさせてやるからね! 



 俺は再びライオン組へと足を進めた。


 獅子が大きく描かれた部屋の扉を開けて、俺は覚悟を決めて中へと入っていった。


 とすると、入った瞬間に黒髪ツインテールの少女が俺を突き倒した。


「アツキーーー! キィックぅぅぅ!」


「ゲッ! またナツちゃん!」


「またって……なによぉぉぉぉ! 喰らえぇぇ!」


 熱い抱擁なのか? おれを締め付けているのか?

 どっちだろうか……どっちかはよくわからないが……

 


「ナツちゃん! アツキくんに意地悪しないで!」


 お!? ここで愛しのふゆちゃんの登場!

 やっぱり……メインヒロインの候補はふゆちゃんかな?



「そんなにいじめたら、怪我をして絵本を書けなくなっちゃうじゃん! そんなの絶対めー!」


 ふゆちゃんからしたら、俺を純粋に心配してくれているのだろうけど……その純粋さが君の武器なんだね……おじさん、悲しくなってきちゃうよ……



「確かにそうだね! それはダメだね! ごめんね、ふゆちゃん!」


「うん! いいよ! ナツちゃん!」



 おいおい! 何勝手に2人で完結させちゃってるのかなぁ!? 今の被害者は確実に俺だったよね……


 まぁ、いいや……そんなことよりも俺は今非常に気分がよろしい。


 こんな気分はいつぶりだろうか……



 あれれれれ!? 今日のあの子の様子がおかしいぞ! いつもなら俺が来た途端に何かしら、命令を下すはずなのに……

 今日はどこか調子が悪いのかな……

 俺の風邪がもしかして移っちゃったのかな?


 なんで、そんなに顔を真っ赤にしているのかな? 熱いのかな? そして、その恥ずかしそうな目はなんなのかな? 不思議で不思議たまんないよ〜〜う!



 わがままで怠惰なあの子が俺の方をぼぉーとした表情で見ています。


 これはいかに………







 まぁ……惚けるのはここまでとして!

 お気づきの方もいるでしょうが、少し話を戻してみようじゃないか。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 時は遡る。

 俺が仮病を使って休んでいる時。俺の家の寝室。


 誰かが寝ているように布団が盛り上がっていた。


 一匹の白猫は太陽光を浴びれるように窓際で寝そべっていた。




 その時間と並列に、うんちマンが保育園へと来園し、うんちジョークを語り、うんちダンスを踊り、お菓子とジュースを子供たちに与えていた。



 そのうんちマンの正体は…………










 そう! おぉぉぉれ! 俺である!


 正体言ってしまうの早くない? ってそんなことを思ったあなた! その通り! だってさ、もうみんなわかってたでしょ? アキちゃんの大好きなうんちが偶然、俺が休んでいる時に来るはずがないでしょ?

 それにこれは推理ものではないからさ、そこは許してほしいよね…………そんなことは置いといて……


 


 ここで役立ったのが【身体操作】である。

 

 よし! もうここまで役に立ってくれるこのスキルをこれからは師匠と呼ぶことにしよう! 師匠! これからもよろしくお願いします!


 このスキルのおかげで俺はうんちマンへと変身できた。



 なぜ、うんちマンになったのか?

 もっと可愛らしいキャラがあったんじゃないかって?

 

 それはもちろんわがままなあいつの攻略のためだよ。




 アイツはうんちが大好きだからな。


 【称号:豪運】とうんちに何かしら関係があるのだろうか? もし関係があるのなら俺だってうんちを好きになってみせるぞ?

 まぁそんなことはいまはどうでもいいか……

 

 アイツ、それは亜麻色のショートボブのわがまま少女。彼女の名前はアキ。

 

 コイツは俺に散々な命令をしてくれた。


 おトイレへの同行にアソコの拭き拭き……

 お菓子とジュースの調達……

 お昼寝のお布団の準備に後片付け……

 そして、彼女の移動用の愛馬役、しかも音声付き……



 俺も彼女の攻略のためなら仕方ないかと心血を注いで、恥を忍んでまで彼女にご奉仕をした。


 それなのに、アイツは親愛度を10しか上げていなかった。


 俺のあの頑張りはなんだったんだろうか……

 

 俺は悔しくて悔しくてそりゃあ、腹が立ったよ。


 八つ当たりじゃないかって思うかもしれない……

 

 俺はもう二度と『ヒヒーン』なんて二度と言いたくない……


 俺の心には深く傷がついていた……


 俺は気分が完全に滅入ってしまっていた……



 そんな惨めな俺を救ってくれたのが、やっぱり正義のヒーロー! 元気100倍な彼だった。 


 まぁ、おっぱいパワーも2割くらいあったかな? そんなことは置いといて……



 俺はそんな彼の勇姿を見て、勇気をもらえた。そして彼からあるヒントを与えられたような気がした。


 そして俺は考えた。


 俺がキャラクターになればアイツに好かれるんじゃないか……

 

 しかもアイツはうんちが好きらしい。

 俺がうんちの着ぐるみでも着て、喜ばしてやれば、アイツの俺に対しての親愛度は確実に上がるはずだ……



 そして俺は仮病で保育園を休むことにした。

 母さんも父さんも仕事から帰ってこない間に俺は作戦を遂行した。


 うんちマンとなりよもぎ保育園へと向かった。


 突然の訪問で不審者と思われてしまったが……そこはなんとかした……具体的にはそうだな、ひたすら頭を下げてお願いした!


 そして子供達が楽しむようなお話、歌、ダンスを踊って、子供たちを喜ばせた。


 案の定、彼女こと紅坂秋の親愛度が、一気に上がっていた……

 彼女は意外とチョロかった……


 そう! 幼児の攻略なんてチョロいんだ。

 そう幼児なんてみんなチョロインだったのだ……

 

 俺はそのことにようやく気づいたのであった。


 俺の努力は一体なんだったんだ……


 今までの努力がまるで無意味だったかのように感じた俺だが、アキの攻略という目的のために我慢することにした。


 うんちマン作戦によって、アキの親愛度を80以上にすることには成功した。


 あとはアキと体液交換さえしてしまえば俺の大勝利である。


 そこで、俺はまた思考を巡らせた。


 彼女の今までの行動を照らし合わせた結果ある方法を思いついた。


 それは『間接キス』。

 

 俺はあらかじめに仕込んで置いたストローとジュース、そしてお菓子を配るのであった。


 みんなに平等にお菓子とジュースは配っておいた。他の子供達にはなんの仕掛けもない、ただのお菓子とジュースとストロー。


 

 そして彼女、アキはなんの躊躇いもなく、俺が一舐めしておいたストローに口をつけてジュースをおいしそうに飲んでいた。



 ペロペロはしてはいないよ。ペロペロってなんか印象悪くなっちゃうからね。そっと俺は咥えただけだよ。

 そう言っておかないとまた気持ち悪いとか思われてしまうからね。



 そして、俺の予想通り。

 彼女は陥落した。

 彼女、アキは完全に俺の虜となった。


 彼女はうんちマンを赤い顔をしてぼーっと見つめている。


 俺はそれを確認して、満足した様子で帰路へと着くのであった。


 それが昨日のお話だ。


 そして、俺がライオン組の扉を開けると


 彼女は俺のことを顔を赤くして、ぼーっと見つめているのである。


 うん。完全に彼女は俺にメロメロだ。


 これからが楽しみだぜ。仕返しはこれからだな。アキ……



 俺は内心そう思いながらも黒髪ツインテールの少女に締め付けられていた。



 う〜ん、気持ちいいかな……

 

一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

【名前】佐藤(サトウ) 篤樹(アツキ)

【性別】オス

【スキル】【身体操作】【親愛度鑑定】【魅了】

【称号】【トラブルメイカー】【神の下僕(仮)】【マザコン】【マゾシスト】【幼女の守護者】【ロリコン】【ビーストテイマー】

一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

【嫁ホルダー】

佐藤(サトウ) (アカリ)

蒼井(アオイ) (ナツ)

真城(マシロ) (フユ)

紅坂(コウサカ) (アキ)

*ユキ

一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

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