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流星と寄り添う夜  作者: 璃依
本編
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~一日目の夜~



「ずっと探してきた

 孤独を塗り替える 人の温もりを

 君がくれたもの

 いつか返せると いいなと願った


 眩い流れ星よ 今こそ願いのせてゆけ

 いくつもの光背負い まっすぐ進んでゆけ

 夜空をかける ひとすじの夢

 ああ 願わくば 僕の心も・・・」


水音にまぎれて歌声が聞こえる。

「イリス様、本日はどうでしたか?」

声をかけたのは壁際に控えた侍女だ。薄い湯浴み着のみを纏い、お湯に浸かるイリスは髪を手櫛で整えながら、

「楽しかったです。これから毎日虹魔法を学べると思うと、とても嬉しい」

イリスは侍女に対しても丁寧な物腰で接し、優しいので使用人達から好かれている。

「私、リィとは仲良くなれそうな気がします。・・・仲良くなりたい」

「きっとなれますよ。リィ様も優しげなお方でしたし」

イリスは礼を言うと、

「メイ、明日からもよろしくお願いします」

メイと呼ばれた侍女はイリスに向かって一礼した。

天井には大きな窓がついていた。換気用の穴が開いているのでガラスばりの窓は曇らず、星空が見える。

「綺麗・・・」

イリスは立ち上がると浴槽から出て、侍女からタオルを受けとると髪の水気を取った。

もう一度窓を見上げ、

「頑張らないと」

三週間で出来ることは全てやろうと、強く心に決めた。

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