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【守護者】
パーキングエリアでの体験談。
写真の白いモヤが鎌首をもたげて口を開けた蛇のようだったという話。
『……強いご先祖様に守られてるのね』
誰かにそう言われた。
母方は揚羽蝶を家紋にする武家の出。
この家には伝説がある。
それは童歌としても残る郷土の民話のようなもの。
そこには蛇が登場する。
詳しく話すと素性が割れるので割愛するが、○○様(母の旧姓)の一族はその功績により蛇等の害を避けられるようになったと言われる話である。
余談だがこの話は有名な日本の怪談の元ネタとなっている。
もちろん母は分家の末端も末端。
本家から見れば太平洋に落とした血の一滴程の繋がり。
それでもこの血が蛇を従えていたのかもしれない。




