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JKだけど異世界で真の漢に俺はなる  作者: 相川ミサヲ
第3章
36/78

◇謝って済む問題じゃありませんでした◇

この話は性的な表現が含まれています。

苦手な方はスキップして次にお進みください m(*_ _*)m


 ウィルは振り向いた。


 目が合う。


 沈黙が流れた。


 あ、ヤッチャッタ。


 冷や汗が額を流れる。


 いくら親しくしてもらっていても、やって良いことと悪いことがあるだろう。


 指を順番におそるおそる離していく。


 ウィルは振り向いた姿勢のまま止まっている。

 もしや、彼はフリーズしているのであろうか?

 豹の顔だからというわけではない。…見間違いでもない。その表情も先ほどと一緒だった。


 思わず離した尾はダランと垂れている。


 「ごめんなさい」


 しでかしたら謝る!これ基本だかんな。


 ウィルはやっぱりフリーズしていたみたいだ。



 「…警告したよな。注意したよな。たしかに俺は言ったはずだ」

復活をとげたウィルは睨むように俺を見た。


 「異世界人であるお前が知らなくても仕方がないが…、俺はむやみに触れるなと言ったはずだよな?」


 言いました。念をたしかに押されました。

 大切なことだから2回言われました。

 でも、そんなにいけない事だとは…。



 「言わなくちゃならない事をきちんと伝えずに、黙っていたのは俺が悪い。でも、これから俺の庇護下を外れるお前には、ちゃんと自覚していてほしい」

 ウィルは俺の方に向きなおって、まっすぐ俺を見た。


 「異性が故意的に尾に触れるのは…求愛行動を示すものだ」


 ふぇ?


 今度は俺がフリーズした。

 そしてかーっと顔に血が上っていくのがわかる。


 「まったく、無防備にもほどがある。」


 頭痛を堪えるような仕草でウィルは額を抑えた。


 「尾がないやつにはわからないんだろうが……」

 語尾を何やら口の中でごまかしてからウィルはそっと視線をそらせた。そして豹の顔からあの麗しい人の顔に変化した。


 「その、人族の女性として、お前は魅力的だ。何を思って男性的に振舞おうとしているのか知らないが…あまり意味がないというか、返って…そう振舞えば振舞うほど、意地を張ってるように見えて…いじらしく思う。」


 い、いじらしい?

 どの辺が?


 フリーズが解けず、硬直したままでいると、ウィルの腕が俺を抱き込み、その手が俺の頬を包み、長い指で唇をなぞられた。

 彼の長い睫が悩ましげに伏せられて…


 「この唇も…この頬も…男のものと思えると思うか?」

 コノヒトナニイッテンノ?ナニシテクレテルノ?


 思わず、ウィルの顔を見上げて凝視してしまった。

 「そんな目で見るな、止まらなくなる」

 甘く囁かれ、唇を塞がれた。


 「俺は男で、お前は女だ。その意味を、わかるな?」


 ・・・・・・・・・・・・・・


 いやいやいやいや、タンマ、タンマ


 ちょいストーップ!


 いや、ウィルのこと好きだよ?元の世界でもウィルほど恰好のいい素敵な人はいなかったし、人間的にも尊敬してるよ。


 でもね、好きにもいろいろあると思うの。


 そんないきなり、実力行使って


 ちょっ・・・あ・・ちょっちょ・・・


 いやーーー


 あれーーー


 いやじゃないけど、いやじゃないけど、ちょっと待って!


 あ、だ、だめ


 こ、心の準備がっ・・


 ひゃっ!そこっ


 pおfkヴwjkふじこ!kp!!!



 らめ~~~


 ※苦手な方はスキップして、妄想力のある方は妄想でお楽しみください。




 その日、俺は大人の階段をのぼった。

 いや強引に昇らされてしまった。


 異世界で初体験。


 オレ、ドウナッチャウノ?




 俺は困惑していた。

 夕べあったことは夢や幻ではなかった事のようにあちこち痛いし、非処女になった証明もばっちりシーツに。


 そろそろ明け方である。俺は起きて鍛錬に行くべきか行かざるべきか悩んでいた。

と、いうのもこの人が…

 …この人が、お隣で寝ているウィルが

 あろうことか、腕の中に俺を閉じ込め、片足で俺を抑え込んでいるのである。

所謂抱き枕状態。


 動けないよ!ヘルプ!


 さらり、とした感触の素肌が俺の肌にぴったりと密着していて悩ましい。


 緊張状態が保てず、モゾリと体を動かせば、彼の睫がふるえて瞬きをすると金茶色の瞳が俺を見つめる。


 「…おはよう」

 「……おはよう」

 とろけそうに甘い微笑を浮かべ、俺に覆いかぶさる。

 至近距離から、顔を覗き込まれ非常に照れくさい。


 彼は満足気に微笑むと啄むようなキスをしてきた。

 ゆうべ一晩で彼のキスに慣らされてしまった。

 自然にそれを受け入れていた。


 ん

 ちゅっ

 吐息とリップ音が耳にこそばゆい。


 「赤くなって…かわいい」

 指摘しないでくれ、指摘を。余計意識しちゃうじゃないか。


 けっきょくそれがきっかけで、違う朝練になってしまった。

 

 やだもう。




 脳内の桃色空気を追い出すためにも、朝食後より鍛錬をはじめた。

 ウィルも、「今日は外出しないこと」と俺に言い含めて仕事に行った。

 レオは、まだ帰ってきていない。

 スミス夫人が買い物に出かけた隙にこっそり寝具を洗った。

 超ハズカシイ。


ウィルはいつから俺の事をそういう風に見ていたんだろう。


まさか尻尾を握った、あの瞬間からじゃないよね?

でも、それまでそれっぽい態度をウィルから感じた事がないし。

だいたい、こっちの男共は、過剰なまでに自己アピールが激しい。

肉食系が多いのだ。

ウィルからは、甘々にされていたが、そっちのアピールはなかった?、というか控え目だけどあった?あれ?


剣を振っていても、考えるのはその事ばかり。

だめだ、集中できない。


その時、内腿を何かが伝う感覚がした。

「あ…れ?。」

詳しく書くとなまなましいので割愛するが、経験者やその手の知識のある人ならわかってくれるであろう。というより俺がハズカシイので説明はなしだ。



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