召喚獣は難しい
こんにちはコトです。
今回はカティと沢山話ができてよかった。
彼女は凄く強いのに、何故か彼女の未来を考えると不安になってくる。
――― 召喚獣は難しい ―――――
学院に来たけど昨日コトさんとの一件があり非常にねむい。
授業を待っていると講師のピーニャさんがスキップしながら現れた。
眠い時にテンション高い人を見ると余計に眠くなるな・・・
ピーニャさんは今日の授業が最も好きなのかテンションが高いまま、どんどん話し始めた・・・
今日はわたし、、ピーニャ先生の得意な・・コホン
召喚獣を呼び出す魔法の授業でーーす。(反応求めている?)
召喚魔術には多数の種類がありますよー。
(無反応だったためか、少しテンション落ちた?)
先ず魔方陣などで物理的に召喚させる通常召喚と、自分に憑依や纏わせる降霊召喚があります。
この降霊召喚は、憑依させ自身の身体能力を上げる目的でしたが、自身を乗っ取られたり、
召喚融合反発により身体が引き裂かれたり。
更に成功しても効果の持続は短く、死期も早めたりするなどデメリットがあまりにも多く禁呪とされています。
この禁呪になっている事を無理に行うと神罰も下ると言われています。
(全員引き攣ってますよ)
・・・・
とても怖いって覚えておいてくださいね。
次に通常召喚ですが、これが更に多くに分類されています。
魔族召喚、異世界召喚、超自然的な存在を召喚する魔精召喚、モノを召喚させる物的召喚。
そして今日皆さんが実践実習してみる召喚魔獣召喚です。
殆どの召喚は術式も難しく、対価に何が奪われるか判らない事より危険な術となります。
簡単に言うと大概の召喚魔法はお勧めできないという事です。
充分な知識がない場合はやってはいけない事なのです。
それら他の召喚に比べると召喚魔獣召喚については、名前を付ける事が対価ですので
他に比べ安心してできる召喚となります。
また契約した召喚獣の解約も可能です。ここも安心できる点ですね。
しかしデメリットが全く無い訳ではありません。
召喚契約する事により常に一定の魔力が使用消費されます。
自身に不相応な魔獣を召喚すると魔力枯渇が生じ、それが長く続くと死に至ります。
・・・
(そこそこ怖そうですけど・・・)
では、召喚獣について説明ですが、これについては様々なものが召喚され・・・
・・・・・・・・・・・・
1時間以上しゃべり続けた説明がようやく終わり・・・
はーーーーい 皆さんいよいよ実習ですよーーーー。
広場に移動しましょう!!
・・・
では先ほど説明した通り召喚獣は最初に此処に書いている術式で魔法陣を画きます。
この魔方陣に手をかざしてもいいし、自分の魔力を込めていってください。
この時強く光ると成功で召喚獣が現れます。
そのまま魔方陣が消滅していくと失敗です。
成功された人は、対価となる名前を付けてあげてください。
その後は皆さんのパートナーになりますよ。
では各自やってみてください。
成功率は低いです。
召喚士でも確率は低く10%以下なので、出来なくとも気にせずドンドン挑戦してみてください。
あちこちで魔法陣が作られては消えていく。
最初に成功させたのはマニティだった。
マニティ
「あわわわ 成功したみたいです」
縫いぐるみサイズの熊?が現れていた。
ピーニャ
「あら珍しいわね 私も始めてみる召喚獣ですね。
クマッコです。じゃあマニティ名前を付けてあげてくださいね」
マニティ
どうしよう。。。この子かわいいし
ぷかぷか空中浮いてる・・・
「モカ。あなたは可愛いしモカにするわ」
クマッコは嬉しそうにマニティの周りをぐるぐる回っていた。
次に成功したのはロマニカの公爵令嬢のエアリーシャだった。
スライムが現れる・・・
「きゃーーーー」
いつも一緒にいるユアンさんが、お嬢様凄いとほめている。
エアリーシャ
「ポンって出たのよ」「ポンって」
ピーニャ「名前が ポンになったみたいですよ」
エアリーシャ
「えっ・・・」
結構うちの国の御姫様は天然ぽいところがある。
俺もやってみるかな
暫らくみんなの見てたけど成功率はかなり低そうだった。
何人かその後も成功しワニとかサルみたいなの・・・
魔方陣をつくり魔力を込めてみる。
あれっ・・・
さっき迄の皆よりかなり明るいし光が渦を巻いて広がりだした。
ピーニャ
「なにこれ、、、私も経験がないし見た事がない現象ですわ」
何かが現れた・・・
4本足?
人より少し大きい・・・・
白銀の毛色の狼がいた。
ピーニャ
「これはもしかして、、、、フェンリル・・・
フェンリル何てこと・・・」
カティ「・・・リル?」
召喚された狼を鑑定してみた
―――――――――――――――――――――――
名前 リル
称号 カティの召喚従魔
種族 神獣フェンリル 幼獣
クラス S
HP 7029
MP 16240
攻撃力 2900
防御力 1336
魔法力 2234
俊敏力 1810
スキル 風魔法12 雷魔法10
―――――――――――――――――――――――
フェンリルって?と思って声に出したからか?
言葉尻だけが聴こえたのか、リルって名前つけたことになっているようだ。
尻尾振って喜んでいるみたいだしいいか・・・
リル
「ご主人様、よろしくお願いします」
・・・・
全員「しゃべった・・・じゃべったよーーーー」
ピーニャ先生が腰を抜かしていた・・・
魔物が話という事はあり得ない事らしい。
フェンリルもいくつか種類があるそうだ。
鑑定で神獣となっていることは黙っている事とした。
天界・・・
魔精神 「彼女は凄く頑張っていますね」
運命神 「ええ、頑張っていますね」
魔精神 「少しでも力になればと神獣送ちゃった。まだこれからの幼獣ですけどね」
一方その頃
学院の学長室で黒姫のコトが学長にお願いごとをしていた。
学長アルシャーナ
「黒姫のコト。カティから申し入れがあったという事は理解したが、
わが校の生徒をギルドの討伐隊に参加させるというは、さすがに無理がある。
それが別動隊のコトのパーティーでの参加であっても認められないしNGだ。
ましてや危険となるアメリアと対峙する事は絶対にNGだ」
・・・
「ただし、生徒が自主的にチームを組んでダンジョンに参加したというのであれば同盟国の理解は得られるだろう。
しかしこの場合生徒は、ダンジョンでの活動は学院の判断内での活動に限定される。
今回のダンジョンであれば、コトの調査内容より許可が出せるのが5階層までだ。
この報告を見る限り7階層までは特別クラスの生徒であれば問題ないであろう。
これも踏まえて5階層までだ。」
コト
「わかりました。カティの実力は参加するのに十分戦力になるのだが、致し方ありません」
学長アルシャーナ
「カティが優秀だという事は聴いている。しかし生徒を危険にさらすことはできない。
カティの意志もありという事も考慮してもこの点は変わらない。
元々これだけ基準を設けても生徒が事故にあうことは多い。
それでも各国を支える人材の育成という面もあり常に難しい判断が必要とされている。
カティに話してもらえるか、彼女もその場のダンジョンに行くだけでも、何もしないよりいいだろう。
彼女は自分だけでなく、同じパーティーの学院生の事も考える点で勉強となるだろう」
その後・・・
俺は昨日の晩。コトさんに討伐隊へ参加できないか聴いていた。
学長に話してもらえたらしく討伐隊はNGだったが、
ダンジョンへの参加はOKとの事だった。
皆に相談してみるかな。
お読みいただいた方、本当にありがとうございます。
少しでも面白かった。続を読みたい。こう思っていただけたらブックマークや評価いただけると嬉しいです。




