魔法学院入試 いざ会場へ
ハーティー この街にきてから、、、
ご主人様はずっと鑑定をしています。
疲れてしまわないか心配です。
でも居ても立っても居られないのでしょう。
ご主人様・・・
――― 魔法学院入試(2) ―――――
試験当日を迎えて会場である学院に向かう。
少し歩きだすと、エルフの2人がいた。
この前、宿屋のついて相談してきた子達だ。一緒な宿に泊まっている。
「おはようカティ。紹介いただいた宿は凄く居心地よくてカティに声をかけてよかったよ」
「おはようキリト、エルカ。宿は俺も思ったよ。食堂は利用した?凄く美味しかったよ。
「2人共朝早いね。試験まではかなり時間あるでしょ」
「いよいよと思うと緊張して早く出てきたよ。学科試験が苦手なんだよね。
午前中に学科試験で午後からは実技試験で剣術や槍術の試験。
そして明日が魔術の試験だったよね。カティは魔法使えるの?」
「うん、程々にね。」(;’∀’)
「ラシルさんは受験しないの?」
「そうだよ。まだ宿で寝ていたよ」
「じゃあまた後で」
「はい、お互い頑張ろう」
・・・
ここにきてから受験生らしき人に向け、ずっと鑑定をしてきた。
悟られないように極めて弱めで、神の加護を調べていたのだ。
2人は此処に居ないのかな・・・
同盟国だけだしな・・・結菜や隆二に会える可能性は低いのかな・・・
王族や貴族たちは正面門に馬車を止め正門より試験会場に向かう。
一般の俺達は西門から離れの校舎だ。
試験の場所を変えるのは意味がある。
一般の受験生を委縮させないためだという。
俺は王族や貴族を鑑定するために正門付近をうろついていた。
その時・・・
「そこ!何をしている。ここは上流階級試験会場だ。西側に向かえ。」
もう出来そうにいないな・・・
隠形使っていたのにばれてしまった。
結構、この学院の講師はレベルやスキル高い人多いのかな。
俺の隠形は自分より、ある程度レバルなどが高い人には効いていないようだった。
時刻も迫り一般の学科試験会場に入り席に着いた。
筆記試験は、語学や簡単な算術(小学生レベルでした。)
この国の歴史や地理で、全く問題はなかった。
歴史については同盟国や学院の事も出た。ここは想定していて助かった。
いよいよ実技試験だ。
今日の実技は3種より選べた。剣術か槍術または武術。
もちろん剣術を選んだけど人数的には一番多いみたい。
校舎の横にある剣術練習場には既に大勢が集まっていた。
教員の説明が始まった。
「これより剣術試験を始めます。2部制となります。
第1部試験は其処にある丸太に用意されている木刀で打込みをしてもらいます」
「打ち込みの審議を3人の試験官が即時審査し2名以上の白旗が上がった方が合格です。
合格された方は、奥の模擬戦会場に進んでください」
「審査ポイントは、打撃力と、構えの位置からの素早さです。木刀は折れても減点はありません。
繰返します。打撃力と素早さがポイントです」
木刀はロングソードタイプ、斧タイプ、大剣タイプなかなりバラエティーに富んだ物が用意されていた。
日本刀に近い形のもありそれを選んだけど、この形選んだのは俺だけだった。
受験生がガヤガヤし始める
「丸太の側面に鉄のプレートが打ち付けてあるね」
「折れていいって、折るくらいにって事か?」
「打ち込むと痛そう・・・」
「俺突きが得意なのに・・・」
最初の人が向かった。
大剣タイプだ。
「はじめ!」
「えぃ―――」
5m離れた待機位置から駆け込み上段より斜めに打ち下ろしていた。
「ガキーーーン」
旗が1本も上がらない・・・
「次」
泣きそうな顔になり場を後にしていた。
ここは全部一般の部だから合格率も低いのかな。
その後の観察で判ったのは、合格率は僅か1割くらいのようだ。
合格した人を見ると、やはり経験者の様だった。
今のところ12歳では誰も通過できていない。
「次」
キリトだ!
「頑張って!」
キリトがこちらを見て嬉しそうな顔をするが、待機位置に着くと直ぐに表情が一変した。
腰を少し落とした低く斜めに脚を運び構えていた。
「はじめ」
キリトは、高速に斜め飛びを2度繰り返し、くの字の行動パターンで丸太に切りかかった。
「バキィーーーン」
ロングソード形状の木刀は折れ、丸太が振動していた。
旗が3本上がる。
満面の笑みでこちらに手を振り、待ってると奥に消えていった。 (^^)/~~~
結構やるな!
「次」
いよいよ俺の順番が回ってきた。
受験生の囁きが聴こえてくる。
「華奢だな・・」
「かわいいし受かってほしいが・・落ちるだろ」
「女の子って剣も似合うね」
本当にうるさい人が多い。(笑)
待機位置に向かっていく。
落ちたくはないし、、、半分の力で打ち込むか。
お読みいただいた方、本当にありがとうございます。
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