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勝手なことをするな

ハーティ 学院の試験を受けるために移動中のご主人様。もう2日も遅れていますよ。大丈夫かしら・・・

--- 勝手なことをするな -----

 

『ルルルルルーーーーー プルルルルルルーーー』


カティ

「えっ 」 


そうだ魔導携帯 ※「便利な棒だ、、」


※ 解説 魔素の伝導性を利用してカティが発明した。魔導携帯電話です。カティは「便利な棒」と名付けました。家族とアイシャ、ギルドの職員の数名が持っています。



カティ 

『おはよう』


ミューナ

『カティ兄さま、すごく寂しかったです。兄さま?

この魔道具壊れていませんか?・・・

私、何度も連絡したのに全く繋がりませんでした。今日初めて音が鳴りましたよ』

・・・・

魔導具は携帯のシステムを参考にした。

つながらない時にアナウンスは機構を設定するのが面倒だったので無音にしたのだ。

呼出し時は気が付く必要があるので、お互いがつながると、呼出音が届くようにした。


ただ周りには聞こえない音だ。 

名前つけるなら・・・念音ちゃんかな


会話については何人かで話す事もあると思うので、送受信者に触れている人全員が共有して聞こえるようにした。機能そのものは便利だ。


でも、思った以上に接続できる距離は短いのか?

もしかするとこの場所の魔素で伝導されてきた念話が増幅されているのかな?


そうすると増幅する機構が要りそうだな、

今度「便利な棒2」を作ってギルドに行って家族に届けてもらうように依頼するかな・・・

後は増幅用のアンテナを作って勝手に立てるか。

立てるといっても地中だし問題ないだろう。ドンドン埋め込んでいこう、そうすれば行ったところが全てエリアになる。


****


『だれですの・・・・ふぁーーー』


・・・・・

「えーーーーーー」

シッ、、、シルフがオレと一緒に寝ている・・・


『お兄様・・・お兄様どういうことですか 誰なのです。お、、女の人の声が・・・ 』


カティ

「どうしてここにいるの?」

シルフ

『カティが眠った後ですよ。寂しいでしょ。それより、これは魔道具ですの?』

ミューナ

『お兄様が、女と・・・直ぐに離れてください!!

お兄様はきっと騙されています』

・・・


『違う、、、ミューナ誤解だよ。女の人ではないよ』


シルフ

『カティ。私、名前が欲しいわ。まだ私にはないの。あなたに名前を付けてほしい。もう私はあなたのモノよ』

ミューナ

『お兄様―――!どんなお方に手を出したのですか』


ミューナが泣き出した。


誤解を解くのに・・・1時間は話したけどダメそうでした。(´;ω;`)

シルフには根負けして、ラシルと名付けた。


名前を付けた後ラシルが光って進化したと言っていた。



ラシル(ハイシルフ)を鑑定

---------------


 名前  ラシル

 称号  カティの従魔

 種族  ハイシルフ  

 クラス S

  HP   8068

  MP   16240

  攻撃力 2550

  防御力 2136

  魔法力 2724

  俊敏力 1650

 スキル 全ての風魔法

 得意  風

 弱点  なし


---------------


「えっ俺の従魔?」


「それより・・・ S、、S級ってこんな出鱈目なステータスなのか。これ瞬殺されそう」


ハーティ

『ご主人様が、名前を付けた時点で従魔となったようです。またシルフはネームドの魔物となり、

ご主人様の魔力を分ち受けた結果、進化したようです』


ラシルは結局、俺の旅に付いてくることになった。

危険な事や、会いたい人がいる事も話したが、意思は変わらなかった。


ラシルが言うには、もう150年は生きているらしい。(少し上の子供にしか見えない)

妖精仲間にも会えるかもしれないし、この地を出たいらしい。


グレートウルフ達は・・・寂しげだった。

悪かったな沢山倒してしまった。

魔物とはいえ複雑だな・・・



俺達はダンカスの森を抜け辺境の村ラルクアに来た

ラルクアは見渡す限りの平原とイシュグランドとの国境の堀沿いにある小さな出来たばかりの町だった。

タスムクヤ国とイシュグランド国の国交が盛んになりできた町だそうだ。


対するイシュグランド側の町名もラルクアだった。

それぞれ東ラルクア(タスムクヤ国)と西ラルクア(イシュグランド)と言って交流が盛んらしい。


殆どの建物はまだ簡易的なものが多く、道路も含め整備しているようだった。

ただ、小さな町にしては活気があり多くの人が行きかっていった。

街の端の方には屋台街があり、特に賑わいを見せていた。


「ラシル、ラシルは食事をしないの?」

『私は、魔素があれば要らないけど、カティと同じものが食べたい』

結構街の人に見られているな、しかも驚いてる人が多い。


「よっ 妖精・・・・大きい、、、人のサイズだぞ」

「風の精霊なのか? 在りえない・・」

「初めて見る 綺麗だ」


憲兵

「待て待てーーー停まれー!そこの女とシルフ!

 それは、、、お前の従魔か?ハァハァハァ・・・」


 憲兵と思われる人がもの凄い勢いで走ってきた。


カティ

「従魔?」

ハーティー

『妖精族も魔物にあたります。ご主人様が従えているのでご主人様の従魔となります』


カティ

「はいそうです。俺の従魔です」


憲兵

「では、従魔登録プレートはあるか?ギルドカードも見せてほしい」


カティ

「ギルドカードです」

憲兵

ギルドカードを確認し少し驚いている。12歳でCランクとは・・・

シルフを従えているからか・・・


カティ

「従魔の登録プレートについては知りませんでした。従魔には、今しがたなったので未登録です」


憲兵

 では元々Cランクか・・

 取敢えず悪人にも見えない。だがこのままでは不味いな。


「では、付いてきてくれギルドに行って従魔登録をしてもらう。

 従魔は冒険者が責任を負うことになる。

 責任はあるが、登録していれば逆に不当に奪われる事などを阻止もできる。

 貴女のようにシルフを従える者などは聴いたこともない。

 このためシルフ自体が狙われることもあるだろう。

 だから、貴女と従魔のために登録するといいぞ」


成程、この人はいい人そうだ。

でも一度でいいから最初は男とみてほしい。


ギルドに着いた。

町ができて間もない割には比較的大きい建屋であった。

ラシルと一緒に入ると皆驚きざわついていた。


「羽が生えている」

「シルフだ」

「黒髪美女だ」

「緑色の肌だ」 


オイオイ途中オレも登場したぞ・・・


憲兵さんが受付の女性と話してくれたようだ。


受付の女性

「従魔登録はこちらです。必要書類を渡しますのでギルドカードの提示をお願いします。

 登録はこの申請書に書いていただくだけです。簡単ですよ。

 登録後は従魔にプレートを付けてください」


ギルドの女性職員

「ちょっと待ってその件は私が預かります」


憲兵

「ではよろしくお願いします。私はこれで失礼します」

カティ

「憲兵さんありがとうございました」 

憲兵

「いいってことよ」にっこり微笑んで憲兵さんはギルドを後にした。


ギルドの女性職員

「従魔登録申請書は要らないわ。その子は精霊よね。魔物ではないので無理よ」


受付の女性 ファレス

「精霊も同じ登録となっているかと思いますが?過去を通しても問題ありませんよ」


ギルドの女性職員

「ファレス! 。この件は私が預かりたいって言ったの。ギルドの為でもあるのよ。これについては私に任せてほしいの。後からギルド長にも私から連絡するわ。いいわね」


なんだか、受付嬢のファレスさんはまたかといった表情で去っていった。


ギルドの女性職員 ナイントゥ

「私の名前はナイントゥ、ここのギルドの正式職員よ。よろしくね。

今からお願いする事は、全て貴女の事を思って提案していくわね。幼い貴女にも判り易く話すから

聴いてね。こちらの書類にねサインして欲しいの。安心してい言わよ。」


カティ 

書類にはオークション登録と書かれていた。

「あの、、、オレは従魔登録の方をお願いしています」


ナイントゥ

「そうだったわね。先ほども丁寧に話して説明したわよね。貴女の為なの。

 従魔登録は精霊だとできないわ。こちらの申請をするのが一番いいのよ」

ナイントゥ

 このガキンチョ、サッサとサインしろよ。その方が、お前の為にもなるんだよ。

シルフなんて見つかるだけでも凄い事。

それもこの大きさのシルフなんて聴いたこともないわ。世界中に欲しがる人がいるのよ。

これをオークションにかけて売れば、うちのギルドの名前も大きく上がるわ。


出来たばかりの町のギルドは権限も低く見られがち、ここを大きくするためにも、

私の名前を轟かせる為にも必要なのよ。 もう、自分で書こうかしら・・・


ナイントゥ  悲しく同情した表情で・・・・

「貴女、その歳で冒険者をしているの?辛いでしょ。分かるわ。貴女の辛さ本当にわかるわよ。

 ここにね、あなたの名前を書くともの凄い大金が手に入るの。

 ギルドにではなく貴女に入るのよ。これは貴女の為なの。貴女も冒険者を辞めて楽になりたいでしょ」


カティ 

「申し訳ないのですが、一旦保留し帰ります。少し知り合いと相談してみますね」


ナイントゥ

「そこの、ギルド警備員!貴方よ。この女の子を連れて、尋問部屋に通してくれる」

「早く捕まえて」


オレは、暴れるわけにもいかず尋問室に連行された・・・・


ナイントゥ

「アメリアーきてー! アメリア、これはチャンスなのよ。すぐ戻るけどそれ迄

 彼女を逃がさないでね。私はギルド長に報告してから部屋に行くわね」


大金よ――――!


ギルドの為に逃さないわ!!

お読みいただいた方、本当にありがとうございます。

少しでも面白かった。続を読みたい。こう思っていただけたらブックマークや評価いただけると嬉しいです。

評価はこの下の方にある星です。☆☆☆☆☆  引き続きよろしくお願いいたします。


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