シルフが強すぎて・・・
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--- ダンカスの森の中心部 -----
グレートウルフの猛攻から、ようやく脱出しかけたのに・・・
もっと苦しい状況に陥っていた。
魔法が枯渇している上に、シルフが現れたからだ。
シルフは怒り狂っている様子だった。
『黒き髪の災いをもたらす者よ、、、死ね!』
風塵猛刃
風の刃の竜巻だ。範囲が広く避けれないでいた。
「ゴォオオーーーー バキバキバキ―――」
風に逆らわないように流れを先取りし脱出、反撃に出ようとするがシルフのほうが動きが速い。
変則的な縮地を使いシルフの懐に飛び込み切りつける!
「ガキィィィーーー」
あまり効いてないように見えた。硬い!
いや風の魔法で防御されているな。
察知能力も高い!
ただ炎のエンチャントを剣に纏わせている効果はあるようだ。
シルフは残り火を払い苦痛に顔をゆがめていた。
シルフ
『鑑定 ・・・ こやつ鑑定阻害か。しかし昔より幼くなったような・・・』
カティ
まだ取っておきたかった秘策を使うか。
これ準備大変だったのだが・・・・
このまま死ぬわけにいかない!
実はアイテムボックスに魔法も収納できたのだ。
収納している魔法は取出すだけなので当然の事ながら無詠唱で放たれる。
大きめの 火壁でシルフを囲んだ。
シルフはうねり燃え上がる火の中に閉じ込められ唸っている。
その状態で火壁の内側に多数の 火射矢を出現させ放った。
「ズドドドドドゥ」
『おのれ――――!! グワァァァーーー』
カティ
「シルフよ、なぜ俺を襲うのだ?恨みとはなんだ?」
『黙れ、黒き髪の者よ。我が同胞の仇だ』
極大魔法ーー! 風神破天
風の魔素がゾッとするほど高まった。
それはシルフを中心に集まり爆発的に逆転し広がった。
周りにある全ての木を圧し折り巻き込みながら強烈な風は唸りを上げていく。
その竜巻は天まで届きそうに上空に伸びながら、留まる事無く大きくなっていった。
「バキバキバキ――― ゴーーーーーグォオオオォオー」
巻き込まれた俺は、その圧倒的な力で手足が折れたのが判った。
そのまま引き契られそうな圧に抗う事もできない。
其れでも尚、風は強さを増しているように思えた。
このままでは死ぬ・・・死んでしまう。
こんな所で、負けてたまるか・・・
シルフに目をやると
この魔法はシルフのクロスされた両腕が根源となって見えた。
風は見切れるのか・・・
シルフの風魔法に 俺の火魔法を風を纏わせて溶け込ませたらどうなる。
火射矢に風をまとわせ融合をイメージし
シルフ目掛けて放った。
爆音を伴う業火が・・・シフルをのみこみ、俺をも襲う。
おれ自身まで火に包まれていくヒールを連続でかけた。
『ぐぎゃーーーーーーーー!おのれ―――― 黒き災いめがー―』
ヤバい倒せそうだが、この火はヤバい・・・
強すぎる・・・殺す必要もないだろう・・・
瞬時に悟り、多数の水魔法で消していった。
蒸気が凄い、、、氷結!!!
『何故だ、なぜ止めを刺さぬ・・・お前の目的は・・・』
『黒い髪の・・・ この森に火を放ち妖精族を多数捉え殺したお前がなぜ火を消す?』
「それは別人だ!俺ではない」
「恨まれる事はしていない。俺はここを通過するだけが目的だ」
シルフ
・・・・・
『黒き髪のものよ、、、
名は何という?鑑定させてくれないか。
鑑定阻害を解除して欲しい』
「名前はカティだ。 OK でも口外するな」
『なんとお主は生まれたばかりだったのか・・・』
「12歳だ」
この年齢は妖精族にとっては生まれたばかりと同じらしい・・・
『お主は、、、、神の加護を・・ 男?・・・精霊には性別がないが我々と同じような存在か』
「それは違う。 女に見えるが男だ!」
『ふむ、我と同じだな。我は少女の外観だが、精霊なので性別がない』
「だからそこは違うって!」
その後、シルフと話し合う・・・
過去に黒い髪の人間が訪れ森に火を放ち妖精狩りをしたと分かった。
シルフはその時森から離れており、戻った時の惨状に狂うように泣いたらしい。
その場所がこの中心だったようだ。
多数亡くなった仲間の魔素が残り50年かかって今のこの状態になったらしい。
シルフはグレートウルフをかなりの数、使役しているそうだ。
そのウルフから、黒い髪のものが侵入したと知り過去を鮮烈に思い出し
怒りがこみ上げ今回の襲撃となったようだ。
普段は、特に襲うような事はしていないそうだ。
しかし、おれ以外の黒い髪も転生者か?
でも50年前というから人間であれば亡くなっている可能性も高いな。
シルフ
『我の持つ精霊の力を、其方に与えることができる。カティよ、この風の精霊の力を分け与える』
『風の魔法の効果がさらに上がるであろう』
その瞬間、俺の身体が緑に光り、やがて消えていく。
これまで、阻害していた風の魔素が、一転センサーのように周りが把握できるように変わった。
ハーティー
『ご主人様。魔素には4元素があるようです。雷の魔法などは風を利用し起こすものであったり
世の中の魔法の殆どは、基本的にはこの4元素の活用から成り立つようです。
シルフ
『精霊の加護は魔素をコントロールし易くするものじゃ。
カティが風魔法や雷魔法などを使用する時に自然と風の魔素を多く取り込む事じゃろう。
その効果で魔法の速度や魔力も飛躍的に上昇するのじゃ』
なるほど、加護はありがたいな。
しかし疲れた・・・・
この場所、木が全く無くなって、、、焼け野原が広がったな・・・
シルフの最後に放った大魔法で、炎上したこともあり直径50m程が更地になっていた。
オレは其処にロッジを出し寝る事にした。
(魔法枯渇気味だし、、なにより疲れ切った)
ドドン
『なんじゃそれは・・・家か? 』
ロッジには魔物避けを四方に着けていた。
こんな危険な場所で寝る事もあるだろうからね。
よし準備もできた。
・・・
ベッドに入り込むと・・・
「あのシルフさん、何故一緒に寝ているのですか?」
『我は強い奴が好きじゃ・・・それに其方、、、
カティは優しい心の持ち主』
いやいや・・・
何とか出ていってもらい眠る事が出来た・・・
性別は無いって言っても、見た目がねぇ
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